4月4日(日)
ああ〜〜〜〜っ、また無駄遣いをしてしまった。
金も無いのにぃぃぃ!
ずーっと家に籠もって一人で原稿を描いていたストレスが溜まって
居たのだろうか?
いや、そんな物は単なる言い訳で、分かり易く言えば
単なる馬鹿!
ってヤツで使いもしないモバイル環境を強化してしまった。
大体一ヶ月分の食費位がすっ飛んだかな?
そんな所に金を使うぐらいならメモリを買った方がまだ良かったんで
ないかい?
或いはCD−Rドライブを買うとか、何もハードを買うんじゃなくて
ペインターのバージョンアップって手もある。
そうだ、最近お気に入りのMILVAとピアソラのCDを買うってのも
かなり良い選択だったような気がするぞ。
ああーっ!ウチのMDデッキ壊れてたんだ。
それを修理するのを最優先するべきだったじゃないか!!
もう金無いよ・・・・
いや、元々無いんだけどね。
元のモバイル環境にそう大きな不満があった訳じゃないんだ。
NECのモバイルギアmk−22って機種なんだけど、dosマシンで
Eメール&ワープロマシンとして外泊した時とかに主に使っていた。
仕事柄3日4日泊まり込みで仕事することが多いので重宝していたのだ
まあ、漢字変換速度とかに不満が無いわけでは無かったが元々タイプの
遅い私には充分実用に耐えうる物であった。
何よりこのマシンの良いところはサイズが丁度良いのだ。
テキストの打ち込みがメインなのでキーがあまり小さいと不便である。
ブラインドタッチできるギリギリのキーサイズで、マシン全体もその
サイズだから液晶画面もまあ、見やすいサイズだ。
テキストを扱うには結構具合が良かった。
144とは言えモデムも内蔵されていたしね。
このモバイルギアを使う前に使っていたモバイル機器は
IBMのThinkPad-220といって、B5ノートPCの走りで、結構な
人気機種であった。
基本的にDOS/Vマシンなので、カスタマイズしてなかなか
使い勝手の良いマシンに仕上げ、出先からのパソコン通信等に活用して
いたが、所詮は386マシンである。スピードにやや不満があった。
結局仕事が変わったのをきっかけに売り払って現在のデスクトップ
マシンの購入資金の一部に当てられた。
その後フランスにW杯観戦に行くことが本決まりになり、フランスでの
日記マシンとしての意味もあり、モバイルギアを買った。
最初は中古でなるべく安く買うつもりだったが、秋葉原を歩き回ったら
そこらの中古より安い値段で新品を売っている店を見つけたので迷う
事無く購入。
当初の予定通り、仕事場でフランスでと実に活躍してくれた。
TGVの中でビジネスマンならまだしも小汚いバックパッカーが
キーボードを叩いてる姿はさぞや異様に映ったことだろう。
しかも液晶に映っているのは謎の文字(笑)
仕事場ではほぼ毎週酒を飲みながらメールを打ち込んでいた。
籠もりっ切りの仕事の中で、これが大きなストレス解消になったのは
想像に難くないでしょ?
その仕事も2月で終わったのでモバイルギアを立ち上げることも
無くなっていたんだ。
家に居るんだからデスクトップPCを使えば良いんだモンね。
画面も大きいので当然見やすい。
速いし、当然FEPも遙かに賢い。
しかーし、何を思ったかモバイルギアをdos化して遊ぼうと思ったのが
運の尽き。
その為にはフラッシュメモリカードだとNiftyのボードを覗いてみると
40MBの物が1万円で売りに出されている。
私の希望としては10MBぐらいの容量のヤツを5千円未満で手に
入れたいと考えていたのだから完全に予算オーバーである。
しかし安い。
迷った私は「この値段なら一日待てば売れてしまうだろう。もし明日
メールを出して売れ残っていたら買おう」と運を天に任せた。
売れ残っていたんですねぇ。
結構いい加減な梱包で送られてきたそのカードは拍子抜けするほど
あっさりと動作してしまった。
そしてそこには40MBというdosモバイルギアで扱うにはあまりに
広大なスペースが・・・
何しろモバイルギアに元々内蔵されていたメモリの容量は2MBなのだ
それでも決して狭いと感じることは無かったのだ。
少なくとも私の使い方においては・・・・
こんな広大なメモリを与えられたらもうdosで使うのなんか勿体ない。
WindowsCEマシンが欲しくなってしまった訳ですね。
CEマシンならホームページも閲覧出来るしね。
この時の私の頭には何処でHPを閲覧するのかなんて疑問はは全く
無かった。
どんなCEマシンがあるのかなんて知識も無かった。
「確かモバイルギア2がCEマシンだよな?」程度の知識しか
無かった。
インターネットで情報を集めると私の使用目的(?)にもっとも一致
するマシンがNECのモバイルギア2R300という機種であると
思われた。
外で使うのにカラーである必要はない、現在持っているモバイルギア
と同様アルカリ電池2本で30時間持つというのは大きな魅力だ。
そしてキーボードのサイズは慣れた物だし・・・
またNiftyの売買ボードを覗いてみる。
ターゲットはモバイルギア2R300!
結局予算オーバーではあったが、親切な方から譲って貰うことが
出来た。
ソフトのマニュアルが無いからと言ってバリューアップCDという
オプションを付けてくれたり、WindowsCEのサイトを紹介して
くれたりと親切にしてくれた。
個人データをバックアップして以前のモバイルギアはやはりNiftyの
売買ボードで売りに出した。
まだ一週間ほど保証期間が残っているという妙なタイミングの
このマシンは買値からの差額は何と約7千円のマイナスという
少ない物で売却出来た。
貢献度を考えれば信じ難いまでのコストパフォーマンスだ。
しかも多数の購入希望のメールを頂いた。
中には私の提示価格に上乗せすると言ってくれた人も・・・
このメールを受け取った時には既に最初にメールを貰った人と
交渉に入っていたので「もう少し待てばよかったかな?」
と少しだけ後悔した。
人気ある機種だったんだなぁ。と改めて感じてしまった。
実際良いマシンだったしね。
ニューマシンが届いて、まず感じたのが意外と厚みがあるな
と言う物だった。
前のモバイルギアに比べて大体1.2倍ぐらいの厚さだろうか。
まあ、液晶がタッチパネルだし、バックライトが付いていることを
考えると仕方ないのかな?
PCカードスロットだけでなく、コンパクトフラッシュメモリーの
スロットも付いているしな。
立ち上げてみてまず感じたのが「以外と速い」という物だった。
間違いなく前に使っていたモバイルギアより速い!
そして操作や画面がWindows95と殆ど一緒なのでマニュアルが
無くても何とかなるんじゃないかなって事だった。
あと、バックライトのある機種って初めてなんだけどこれは良いね。
見易いよ。
ただ、タッチパネルは扱い易いんだけど、あまり好きじゃないな。
特にテキストを扱う時はキーボードからなるべく手を離したくない
Windowsのマウスもそうなんだけどね。
まだよく調べていないから分からないけど、ショートカットキーを
もっと充実させて欲しいな。
今は取り敢えずアプリケーションの終了をショートカットキー一発で
終了させたいな。
あと、FEPがすげー馬鹿!
間違いなく以前使っていたモバイルギアより馬鹿!
まあ、アレは一応私が鍛えたからね。
どうやらWindows95/98のMSIMEの辞書がそのまま使える
らしいので今度移植しよう。
しかし、未だ設定が上手くいかずインターネットには繋げないで
いるんですねぇ。
前のモバイルギアの時もインターネットへの接続には苦労
したからなぁ・・・
WindowsCEはオンラインソフトでカスタマイズするのがナイスな
使い方らしいが、インターネットに繋げなければそれも適わない。
第一、Eメールにさえ使えないじゃないか。
つまりまっっっったく使えないって事だ。
何とかしなければ!
そしてシリアルケーブルも何とかしなければ。
CEマシンはデスクトップとリンクさせてなんぼのマシン
らしいからね。
NECにソフトのマニュアルの事を聞いたら何と4、500円も
するなんて抜かしやがった!
ふざけるな!
そんなに払えるか。
って事でまずはインターネットで情報を集めて、それでも足り
なければ本を買おうかな?
4,500円はしないからね。
しかし、何処でどうやって使うんだ?
これ・・・・・