■過去の散文■
  • 12月22日

    蔦屋書店からビデオレンタルの会員の更新をしろとの
    手紙が来ていたので「しょうがねぇな」と更新をしに行った。
    ついでに一本レンタルがタダになるというので借りてみた
    ビデオが”アルマゲドン”

    大して期待はしていなかったんだけど
    これがまた予想以上につまんねぇ!
    確かに映像に金は掛かってるよ。
    その映像にしてももう少しやりようがあるだろう。
    兎に角センスがダサダサ!
    地球に巨大隕石が飛んで来るんだけど、その地表のイメージなんか
    もう20年以上古いぞ!
    プレステのシューティングアクションゲームなら
    まあ、あれでもいいだろう。
    しかし多分(?)シリアスであろうお話であの映像は無かろう。

    しかしそれ以上にお粗末だったのがお話である。
    はっきり言って始まって15分で観るのを止めようかとも
    思ったぐらいである。
    詳しくはここでは言わないけど、とにかくひねりが無い!
    登場人物の描写も薄っぺらだし意外性が全く無いのだ。
    どっかから拾ってきたストーリーを適当に組み合わせただけで
    クリエイティブな物はまったく感じられない。
    話が進めば進むほど陳腐さは増し、
    観ていた私は「何じゃそりゃ!?」の連発だったよ。
    こんな詰まらない物のために貴重な時間を費やしてしまった
    自分に腹が立つ!

    具体的な文句を言い出したらキリがなさそうなので
    このぐらいにしておくが、言いたいことはただ一つ。
    「アルマゲドン」は詰まらないから観ない方が良いよ。

  • 11月27日

    コトの始まりは金曜日の夜、妹からの電話だった。
    「明日仕事?」
    「いや、別に仕事じゃないよ」
    何でも家を新築したので引っ越しの手伝いをして欲しいとのことだ。
    予定では妹の旦那、つまり私の義弟の兄(こういうのを
    何て言うんだろう?)が手伝う予定だったが仕事の都合で
    来れなくなったらしい。
    そこで私に白羽の矢が立ったということだ。
    正直言って面倒なのだが話の流れ上、断るわけにもいかず
    結局行くことになった。

    朝の10時集合とのことなので遅くとも家を8時半には出なければ
    ならない。
    普通の人にとっては遅いとさえ言える時間だが、私にとっては
    丁度ぐっすり眠ってる時間である。
    当然前の日は早めに寝るのが正解なのだが何かゴタゴタしている
    内に寝たのはいつもの就寝時間である4時過ぎになってしまった。
    まあ、4時間寝れば何とか昼間ぐらいは持つだろう。

    アラーム音で目が覚めた。
    目覚ましの音だと思ったが、どうやら電話の呼び出し音のようだ。
    寝ぼけた頭で出ると妹だ。
    「モーニングコールのつもりかな?」何て思っていると
    集合を30分早くして欲しいと言う。
    どういう訳か私の頭では目が覚めたのは目覚ましをセットした
    時間だと思い込んでいて「今から出て10時ギリギリだ」と
    ちょっと不機嫌な声で言った。
    電話を切ってから時計を見ると目覚ましのセットした時間より
    一時間半も早い。
    頭が混乱していたんだなぁ。
    せめてもう一時間寝ようと布団に潜るが眠れない。
    仕方ないので布団から出てかなり早めではあるが家を出た。
    結局2時間半しか眠れなかったことになる。
    大丈夫か?俺・・・・

    集合場所であるJR西八王子駅に着いたのは約束の時間
    にはまだ早かった。
    西八王子の駅はもう随分と久しぶりになるのだが
    田舎臭さは全然変わっていない。
    そういえば妹の話だと「まだ百円ラーメンはやっている」
    らしいな等と思いながらも取り敢えず目に付いたマックで
    軽い朝食を取る。
    百円ラーメンのお店はまだ開いていない時間だからね。

    集合時間になったので妹の新居に向かう。
    線路際にある妹の新居に近付くと線路を挟んだ向かいにある
    マンションが目に付いた。
    そういえばこのマンションは高校生の頃に付き合っていた
    娘が住んでいて、何度かお邪魔したなぁ。
    彼女は西八王子駅前のドムドムバーガーでバイトをして
    いたのでよくハンバーガーをたかっていたなぁ。
    なんて思いだしてしまった。

    新居に妹夫婦と甥が待っていた。
    会うのは約一年ぶりだが二人とも少し痩せたような気がする。
    義弟は元々太いので良いことなのだが、妹は元々細かったので
    「苦労してるのかなぁ」なんて思ったら
    「子供に吸い取られた」だとさ。
    母親ってよくそういうことを言うので、まあそうなんだろう。
    甥は・・・・俺のことを全然覚えていないみたいだ。
    まあ、あの年で一年ぶりじゃあ仕方ないかな。

    新居はさすがに綺麗だ。
    しかもなかなかの広さ。
    兄は貧乏暮らしをしているのに・・・・
    世の中の縮図だね。

    後から母親も来て一緒に片づけをする。
    そしてちょっとお茶タイム。
    するといつものように母親、妹と揃って「あんた結婚しないの?」
    ときたもんだ。
    「はいはい、そのうちね」とこれまたいつものように答えるのだが
    今回は心の中で思っていることがちょっとだけ違った。
    「結婚ねぇ、いやマジでしたかったよ。あのヒトと・・・・」
    なんて冬の空を見るのだが轟音と共に視界を遮ったのは
    オレンジ色のにくいヤツ!(古すぎ)
    そう、窓のすぐ外を走っているのは中央線、駆け抜けているのは
    特別快速高尾行き。
    俺には感傷的になることさえ許されないのか。
    確かにキャラじゃないけどさ。

    一息つくと義弟と一緒に彼の実家に荷物を取りに行く。
    彼の実家は八王子の東の外れ、多摩テックとか中央大学とかある
    結構山奥だ。 一応バリバリの新興住宅街なんだけどね。
    久しぶりに八王子を車で走ると新鮮だ。
    だって田舎なんだモン。
    ほんの十ウン年前まで自転車で走り回っていたこの道はこんなに
    田舎臭い風景だったのかと感動してしまう。
    なんて偉そうに何様だ、俺!

    そして義弟の実家に着くと彼の父親が明るく出迎えてくれた。
    妹の結婚式以来なので当然お互いの顔なんか覚えていない。
    ましてや結婚式の時の私は現在と違い、長髪をジェルで
    なでつけたオールバック、しかも髭面という誠に怪しいスタイル
    だったのだ。
    今は爽やかだよ(自称)
    顔は覚えていなくてもお父さんは明るいし、俺も決して人見知り
    するタイプではない。
    一緒に問題なく和気藹々と引っ越しは進んでいき
    私のやることも無くなってきたのでいったん俺と母親は
    実家に帰ることになった。

    実家に帰ると丁度テレビでは浦和レッズのJ−2落ちが決定した
    瞬間を映し出していた。
    J−リーグで一番人気のあるチームが二部落ちするってのも
    何か不思議な感じがするが、それ以上に小野の来シーズンが
    不安になった。
    彼の才能をJ−2で燻らせるのは日本サッカー界にとって
    大いなる損失であることは誰の目にも明かだろう。
    頼むから小野をJ−1でプレーさせてやってくれ。浦和レッズ!
    レンタルでもいいから・・・・

    一息ついたところで家路につくとするか。
    おっと八王子に来たからにはあるモノを忘れちゃいけない。
    そう、今月の始めモバイルPCと一緒に紛失した”都まんじゅう”
    である!
    それを買って馴染みの古本屋を回るとある一冊の本を見つけた。
    以前から探していた坂口尚著「あっかんべェ一休」全四巻
    のうちの第四巻である。
    しかも値段は400円と予想外のバリュー価格である!
    当然買いね。
    他にも別の古本屋でやはり探していた同じ坂口尚著の
    「VERSION」全三巻揃いを見つけたが、プレミアが
    ついていて3冊で何と六千円もしやがる。
    ちょっと手が出ないので今日のところは勘弁しといてやろう。

    電車の中で「やっぱり坂口尚は素晴らしいなぁ」と感動しながら
    先程買った「あっかんべェ一休」を読んで家に帰った。
    家に着いて早速メールチェックをすると何やら予想だにしない
    メールが!
    「やっぱり貴男が好き、結婚して」とあのヒトから・・・・
    ってのは大嘘で、数日前にとあるサイトで捜索依頼した
    「あっかんべェ一休」の全四巻揃いを譲ってくれるという話だ。
    偶然今日、第四巻を買ってしまいダブってしまうがそんなことは
    些事だ。
    寝不足もぶっ飛ぶぞ。

    緑茶が切れているので都まんじゅうを食べながら紅茶で乾杯した。
    たったこれだけのことで「実りある一日」と感じてしまう俺は
    安上がりなのだろう。
    お、我がアントラーズが最終戦に勝ったか。
    よしよし、たった今俺は世界一優しい男だぞ。
    きっと・・・・

  • 11月6日

    今日はいつもの週なら休みなのだが、雇い主、そして私の
    都合により仕事である。
    数週間前から私は風邪をひき、治りかけてはぶり返しというのを
    繰り返している。
    今日起きた時もそんな感じであった。
    そんな感じとはぶり返しの方である。
    起きて身体がクラクラする。
    それでも強引に仕事前にシャワーを浴びる。
    変な夢を見てかなり寝汗をかいたから・・・・
    その内容についてここでは話せないが友人に話したところ
    私の現状を見事に表しているとの内容であった。
    確かにそうなんだけどね。

    とにかく昼飯を食うと少しは体調も良くなった様な気がする。
    今日は仕事を早引けする予定なのであまり泣き言も言えない。
    仕事を早引けして何をするのかと言えば「サッカー観戦」
    である。
    サッカー、シドニーオリンピックアジア地区最終予選
    対カザフスタン戦である。
    私の身体はどうやらかなり単純に出来ているらしく
    その試合が近付くにつれ良くなっていっているみたいだ。
    今日の気温は季節の割に比較的高かったにも関わらず
    私は寒くてたまらず暖房を付け、厚着をしていたのだが
    早退する頃には暖房は切っていた。 <

    仕事を先に切り上げた私は足取りも軽く一緒に観戦に行く
    友人との待ち合わせ場所である池袋のふくろうの前で待つ。
    友人はやや遅れて来たが待っている間、その待ち合わせ場所で
    マンウォッチングを楽しんでいたので退屈はしなかった。
    土曜の夕方の待ち合わせの名所というのは本当に観ていて
    楽しい物だ。
    デート、合コン、おそらくはインターネットとかその手の
    グループと思われるオフ会?
    色んな待ち合わせのグループを見て推理をしたりするのだ。

    友人が来たので一緒に千駄ヶ谷に行く。
    駅を出ると案の定沢山のダフ屋、当然遙かに大勢の観客が
    駅の前に居る。
    私たちは帰りの切符を買い、スタジアムに向かう。
    その道がいつもより空いていたのは時間が早めだったからかな?
    なんて思ったのは甘かった。
    スタジアムに着いた私たちが確認したのは試合開始の
    30分以上前だというのにスタンドの9割以上を占めていた
    観衆だった。

    五輪出場決定の瞬間を観ようとやってきた観衆は予想通り
    テンションが高い。
    W杯予選の時、私は自由席だったが今回は指定席でゆっくりと
    観戦することにしていた。
    バックスタンドの上の方だがほぼ中央でなかなか見やすい席だ。
    席に関しては比較的”当たり”と言えるだろう。
    体調が良くなっているせいか、暑く感じられたので上着を一枚
    脱いで試合開始を待つ。
    ピッチの上では日本、カザフスタンの選手達が練習をしている。
    本当に軽い練習なのだがそれでも中田の存在感は一際光ってる。
    カザフのシュート練習が意外と上手くないのにちょっと
    安心もしたりした。

    ピッチから選手達が消え、暫くするといつもの音楽がかかり
    レフェリーを先頭に選手達が入場してくる。
    両国の国歌斉唱が行われる。
    あんなにダサいと思っていた国歌だがこんな時は思わず
    歌ってしまう。
    おそらく私を始め殆どの人が国歌を歌う機会なんてこんな時しか
    無いのではないだろうか?
    ピッチに選手が散らばりいよいよ試合が始まる。

    試合の詳しい内容は”サッカー”のコーナーに後ほど詳しく
    書くので興味のある方はそちらを観ていただけると有り難いです。
    大雑把に言えば前半は攻めても攻めても点の取れない日本に
    イライラさせられ。
    あげくは先制点を取られるに至っては呆れるやら何やら・・・・
    後半に入って相手の足が止まってより攻める事が出来るように
    なると、今度は”点の取れない代表”見慣れてる私は
    「もしやこのまま・・・・」とハラハラさせられるが
    結局3点を獲り快勝!

    前に座っていた4人組は「お前ら本当にサッカー観戦に来てるのか?」
    と突っ込みを入れたくなるような勢いで酒を飲んでいる。
    とにかく入れ替わり立ち替わり酒を買いに行っているのだ。
    当然試合が終わる頃には思いっきり酔っ払って私たちの手を取って
    大騒ぎ!
    私たち二人を呆れさせてくれた。
    そして私の隣に座った二人組の女性、おそらく二十代後半と思われる
    女性と三十代後半と思われる女性は”中村俊輔”のファンらしく
    彼がボールを持つ度に「俊ちゃ〜〜〜〜ん」と黄色い声をあげる。
    はっきり言って鬱陶しかった・・・・
    後ろの席では二人のサッカーファンが盛んに色んな事を喋っていたが
    私から見るとどうも知識が足りない!
    聞こえてくる会話の端々に突っ込みを入れたくてウズウズして
    しまった私ははっきり言って病気である。
    その場で突っ込めなかったのでこの場で言ってしまおう。

    プラティニ以前のフランスサッカーの英雄はフォンティーヌと
    レイモン・コパである。
    そしてフランスラグビーの英雄はカンベラベロというキックの名人で
    あると・・・・
    誰も知らないよな(笑)

    無事試合も終わり、五輪出場が決まったのだが不思議な現象が起こった。
    殆どの観客が帰ろうとしないのだ。
    おそらくウィニングランを観たかったのだろう。
    私たちは腹が減っていたので帰途についたが帰り道は私が今まで観た
    国立でのサッカーのどの試合より空いていた。
    道も駅も、電車も・・・・
    驚くほど空いていたのだ。
    電車の中で友人と「今頃国立ではまだ日本コールをやってるんだろうね」
    と話していた。
    そんなことをしなくても私たちは充分に結果と余韻を楽しむことが
    出来た。

    帰りに食ったイタ飯も美味しかったし実に充実した一日でした。

  • 11月1日

    今日は予定外の休みの日だった。
    昼前に起きた時には台風のような強風と雨・・・・
    「これは家で大人しくしていろってことかな?」と
    冷蔵庫に残っていた肉、野菜とトマトの缶詰を使って
    適当に料理をして、部屋片付けをして・・・・
    なんてことをやっていたらどうやら外は雨も上がったらしい。

    そこで私は思い立った。
    久しぶりに都まんじゅうが食べたいと。
    都まんじゅうとは私の実家のある八王子の駅の側で売っている
    安い和菓子である。
    地元でも結構人気で夕方には列が出来るほどである。
    他にも買いたい物もあったし、気が向いたら実家に顔を
    出すのも悪くはないだろう。
    久しぶりに馴染みであった古本屋に挨拶をするのもね。
    私の住む成城学園前から八王子に行くのには幾つかの
    ルートがある。
    今回は今まで使ったことのないルートから行ってみることにした。
    小田急線で登戸まで行ってそこから南部線で立川、そして
    中央線で八王子というルートである。

    立川に着いた頃もう後悔していた。
    このJRをメインに使った方法は値段も高いし、乗り換えも
    決して少なくない。さらに時間的にも早くはないと
    良いトコ無しであったのだ。
    二度とこのルートは使うまい!

    久しぶりの八王子は活気にあふれては・・・・いなかった。
    商店街はそれなりに充実しているし物価も安いので住み易い
    街ではあるのだが、私には何か物足りない。
    実に抽象的な表現で申し訳ないのだがパワーが感じられないのだ。
    中途半端に大きく、ある程度の物は揃ってしまう妙な安定感が
    そうさせてしまっているように感じる。
    そういった飽和感は私がまだ八王子に居た頃から感じていたので
    多分変わることはないのだろう。

    肝心の買い物を済ませ、かつて馴染みだった古本屋に顔を出す。
    相変わらず盛況のようだが店内の様子は一変していた。
    以前は店内の四分の三を占めていた小説や学術書が店の奥の方に
    申し訳なさそうに収まっているだけで
    店内は殆どマンガで占められていたのだ。
    しかも、かつては店の片隅に数冊あっただけの所謂プレミア本が
    一つのコーナーを占めている程である。
    その充実はおそらく都内でも屈指の物であろう。
    旧知の店長に軽く挨拶をして近くにある別の古本屋も覗いてみた。
    こちらの古本屋もかつてはよく利用していたが店員はバイトが多く
    店長の顔も知らないような感じである。
    やはりこちらの古本屋もマンガのコーナーが店の殆どを占めていた。
    どちらの店でも欲しかったマンガ、小説が置いていなかったので
    さっさと切り上げた。
    時間も無かったしね。
    時間と金があると私は古本屋で幾らでも使えてしまう妙な
    自信がある。
    いや、それは危険性と表現した方が正確だろう(笑)

    帰りはいつものように京王線で明大前まで行ってそこから井の頭線で
    下北沢、さらに小田急線で成城学園前というルートで帰ることにした。
    この帰り道に本日のメインイベントが待っていた。
    じゃあ今までのは長々とした前振りだったのかって?
    そうとも言う(笑)

    京王八王子で下北沢までの切符を買ってホームに行くと丁度一人分
    椅子が空いていた。
    当然そこに座り背負っていたリュックを網棚に載せ・・・・
    今にして思えばこれがまずかったのだろう。
    足下には買い物の紙袋を両膝で挟んで読みかけの小説を読んでいた。
    夢中で本を読んでいると乗り換えの明大前ではないか。
    慌てて紙袋を持って電車を降りる。
    そして井の頭線のホームに向かうエスカレーターに乗りはたと気付いた。
    自分が妙に身軽であることに。
    そう、リュックを網棚に置き忘れてしまったのだ!
    慌てて振り返っても当然電車はとっくに発車してしまっている。
    例えまだ止まっていたとしても後ろから人の波が来ているのでその波に
    逆らう事なんてとても出来そうにない。
    仕方無しに大人しく井の頭線のホームに降りて今度は別の
    エスカレーターで上る。
    駅員室に駆け込んで事の顛末を話し、捜索を依頼するのだが・・・・
    結局リュックは出てこなかった。

    無くしてしまったリュックはいつも仕事に行くとき背負っていく
    というだけでなく昨年のW杯、今年5月の旅行にも背負っていった
    なかなか思い入れの深い物であったのだ。
    更に中にはちょっと気に入っていたセーターと私の通信環境の
    半分を支えてくれているモバイルギア2!
    このマシン、最新型でこそ無い物のメモリ増強は勿論、メールソフト
    日本語変換の増強、40Mメモリーカード、PHSデーターカード等々
    最強と言える環境を作り上げていたマシンだったのに・・・・
    そして何より買ったばかりの都まんじゅう。
    これを買いにわざわざ八王子まで行ったというのに・・・・

    ダメージでかし。

  • 10月20日

    風邪をひいてしまった。
    鼻風邪程度ならまだしも寝込むようなのは本当に久しぶりだ。
    やはりここ最近急激に気温が下がったのが原因だろう。

    周りで風邪をひいている友人の話とかは聞いていたが
    すっかり油断していた。
    一週間ほど前は「本当に10月?」って言うような暑い日が
    続いていたからね。
    でも、確か金曜だかの夕方から降った雨で事情は一転
    その日は何となく疲れていたので絨毯の上で昼寝をした。
    丁度急激に気温が下がった頃である。
    効果はてきめん(?)
    目が覚めた私は体調の異常に気付いた。
    何と昼寝をする前より身体はだるく、鼻水まで・・・・
    これはいわゆる風邪というヤツ?

    翌日の土曜は仕事。
    そしてその次の日の日曜はサッカー五輪予選日本vsタイ
    既にチケットは買ってあったので寝てるわけにはいかない。
    一緒に観戦に行く知人との待ち合わせ時間にベッドから出ると
    うん、行けそうだ!
    さすが俺!何て現金な身体なんだろう・・・・

    念のためにウィンドブレーカーを羽織って行くと予想通り寒かった。
    まあ、走り回る選手にとってはあのぐらいの気温が丁度良い
    のだろう。
    選手は軽快な動きを披露していた。
    そんな試合をビール片手に観戦し、まあ納得のいく
    結果だったので気分良く帰宅出来た。
    あんまり気分良かったので友人に長距離電話なんか掛けて
    しまったりして・・・・
    すっかり風邪のことは忘れていた。

    そして月曜からの泊まり込みの仕事。
    一日目はまだ良かった。
    が、二日目になると疲れのせいか身体中がだるい・・・・
    結局定時より一時間早く上がらせてくれた雇い主には
    感謝だが家に着いた頃にはかなりしんどいことになっていた。
    さすがの私もいつものようにパソコンを起動することなく
    バタンキュー!

    そして目覚めたのは昼前、部屋のドアをノックする音によってだ。
    昨夜よりは大分体調も良くなってはいたが寝覚めである。
    ちょっと不機嫌な顔で出ると、宅配屋である。
    荷物を持ってきているのでサインをする。
    どうやら以前にインターネットの懸賞に応募したビールが
    当たったらしい。
    と言っても350mlの缶が6本なので大したことは無いが
    外れるよりは百倍マシである。
    いつもならぬるかろうが昼間だろうが気にせず
    「取り敢えず一本」といくのだが一応風邪引きなので・・・・
    そんなことを考えていると空腹に気付く。
    冷蔵庫等を見てみると食料が何にも無いのに気付く。
    昨夜よりは大分良くはなったが、さすがに買い物に行くのは
    しんどい。
    仕方ないので丁度手元にあるビールでカロリー補給をして
    再びベッドへ・・・・
    何だ、結局飲むんじゃないか>俺

    再び目が覚めたのは夕方。
    体調はさらに回復、よしこれなら買い物に行ける。
    とばかりに西友に。
    こういう時は何故かフルーツが欲しくなる。
    ミカン、リンゴ・・・・
    リンゴは現品処分の特価品だったが
    不味かったら不味かったでジャムにすればいいや
    とばかりに買ってみた。
    腹が減っていたのでいらん物まで色々と買ってしまった。
    明日からまた泊まり込みで仕事なのに・・・・

    飯を作って食ったは良いけど昨夜からずーっと
    寝ていたので眠れない。
    しょうがないのでこんなモノを書いているのだが
    いい加減寝よう。
    眠れなくてもベッドに横になろう。
    ってことで皆さんも体調管理には気を付けましょう。

  • 10月1日

    負け負け、俺の負け!
    渋谷に行った時点で俺の負けは決まっていたみたいだ。
    今日、ちょっとした用事で新宿&渋谷に出掛けた。
    新宿では眼鏡を新調し、個人売買でサッカーのチケットを
    購入した。
    この時点では大した敗北はない。
    いや、ちょっとした敗北(?)と言うより明日に向けての
    モチベーションを手に入れたと言うことでは勝利・・・・
    に繋がるかも知れない。
    まあ、それはこっちに置いておこう。

    問題は渋谷だ。
    本来の目的であった「冷やかし」は完全なる私の勝利に
    終わった。
    意気揚々と引き上げる私は完全に油断していたと言えよう。
    予定より時間も早く久しぶりの宮益坂方面だったので
    サッカーショップ”CAMPIONE”に立ち寄ることにした。

    店の前に並んだユニフォームの数々、格好良いなぁ。
    そしてSALEの文字とタッグに書かれた赤い文字。
    幾つも値段が書いてあるので店員に値段を聞いてみた。
    どれも一万円以上するではないか。
    「どこがSALEなんだ」と思う私に購買意欲はゼロだった。

    店内に入ってみると日本代表のユニフォームが。
    やっぱり格好悪い!
    はっきり言って前のデザイン、炎のラインの入った物の方が
    ずっとマシた!
    2002までには何としてももう少し格好良いデザインの
    ユニフォームにして欲しいな、なんて思いながら欧州各国の
    チームユニフォームをチェックする。

    名波の在籍するベネチアのユニフォームを初めて生で見た。
    はっきり言ってあんまり格好良くはないな。
    これなら中田の在籍するペルージャの方がまだいいぞ。
    そのペルージャにしてもどっちかと言えば昨年のデザインの
    方が私は好みである。
    ちなみにセリエAのユニフォームの中ではユベントスは
    別格としてフィオレンティーナ、パルマのユニフォームが
    俺は好きだ。

    そんなことを考えながら店内をうろついていた時点で
    俺は既に罠にはまっていたのかも知れない。
    ユニフォームをあれこれと見ていた俺の目に
    飛び込んできたのは。
    俺がスペインリーグで最も好きなチーム、FCバルセロナの
    チームユニフォーム!
    しかもクラブ創設100周年記念モデルである!
    「か、格好良い!」雑誌等で見掛け、またサッカー好きの
    テニス仲間と話していた憧れのユニフォームである。
    ちなみに記念モデルでない普通のヤツはバッタ物を昨年
    バルセロナに行った際に買っている。

    そのユニフォームの上には「人気モデルのため在庫以降の
    入荷は未定」と書いてあるではないか。
    素のユニフォームでさえ一万二千円以上もするのだが
    名前と背番号入りは更に三千円上乗せである。
    「欲しい! のはやまやまだが・・・・」
    垂涎の眼差しでそのユニフォームを見る。
    並んでいるのは3枚、素の物が一枚、4番グァルディオラの
    物が一枚、そして残る一枚は俺がFCバルセロナで
    一番好きな選手ポルトガル代表の7番フィーゴの物であった!
    ちなみに既に持っているバッタ物のユニフォームも背番号7
    フィーゴのものである。
    ここまでピンポイント攻撃をされてしまってはさすがの俺も
    しばし意識を失うしか無かった。

    気がついたら軽くなった財布と「CAMPIONE」という
    文字の入った赤いビニール袋を持って宮益坂を下る俺が居た。
    家に帰ってビニール袋を開けた俺の表情を何と例えよう!
    あんまり格好良いので着るのが勿体ないような気もするけど
    自慢しまくりたい!

    この買い物が原因って訳じゃないけど今月はまだ始まった
    ばかりだと言うのに早くも財政の先行きに不安が・・・・
    働け、俺!

  • 9月25日

    台風一過の秋晴れ!というにはあまりに暑い今日!。
    クーラーのない自室に居るのは暑苦しいので近くにある本屋に行った。
    村上龍の「あの金で何が買えたか」という傑作絵本を始め色んな本を
    立ち読みした。
    何時間も平気で立ち読みできてしまう自分の変な体力はちょっと
    凄いなぁなんて思ってしまう。
    本屋にとっては随分と迷惑な客だろうが・・・・
    大抵の本は一度読めば充分なので結構立ち読みで済ませて
    しまうことも少なくない。
    勿論家でゆっくりと落ち着いて読む方が楽ではあるが、買って読んでも
    狭い部屋では邪魔になるだけである。
    図書館で借りられれば良いのだが新しい本は競争率が高くなかなか
    借りられない。
    ということで立ち読みのスペシャリストとなってしまうのだ。
    こんな時に「速読」の技術があったらいいななんて思ってしまう。
    以前資料を取り寄せたことがあるが、あまりに値段が高いので
    止めてしまった(笑)

    話がちょっとずれてしまったが、まあいつものことだからいいか(笑)。
    現在の日本経済や日本の文化の問題点等を指摘した本を多数読んだり
    現在の株価の状況を見ると、「まあ当然の結果だな」なんて思って
    しまう。
    日本円の価値は上がっているのだが(これもおかしな話だが)
    株価はちっとも上がらない。って言うより下がっている。
    日本企業の将来性は全くと言っていいほど評価されていないので。
    当然だろう。
    だって誰も反省なんかしていないんだもの。
    役人も政治家も危機感なんか全然無いしさ。
    銀行の偉いさん連中なんか親類一同を処刑されてしかるべき
    ことをやっているんだよ。
    彼等のお陰で首を括ったり一家心中をした中小企業の社長
    はどれだけいるのだろうか?
    例えクビになったとしても、彼等の家財産が没収されたという
    話は聞いたことがない。
    でかい家でのうのうと暮らして居るんだ。
    かれらのしでかした事の尻拭いは我々の税金によって賄われるのだ。
    政治家や役人は絶対に言わないけど近い将来絶対に増税はされるよ。
    そうしないと国や自治体の借金は絶対に返せないんだモン。
    放漫財政をした知事や議員、役人は誰も責任を取らない。
    ゼネコンを経由して吸い上げた税金で建てたでかい家でのうのうと
    暮らしているだけだ。

    税金納めるのが馬鹿馬鹿しくなってくるよなぁ!
    村上龍の絵本によると銀行に投入される公的資金の額があれば
    本当に大抵のことは出来るらしい。
    世界中の難民に食料を配ってもその額は雀の涙にさえ思えるほど!
    多分北朝鮮とかなら国ごと買えるんだろうな、余裕で!
    要らないけどさ(笑)

    まあ、最近ではニュースにさえならなくなった「不況」も
    当分続くんだろうな。
    能力のある人間にはそんな物は関係ないから
    能力のある人間になろう。
    うん、前向きだなぁ(笑)

  • 7月20日

    先日テレビでK−1を観た。
    中迫という期待の日本人若手選手がいるのだが
    彼は今回金髪にしてきていた。
    これがまた似合わないのだ!
    はっきり言って彼はオトコの私の目から見てもキリッとした
    二枚目である。 ちょっと野性味のある。
    K−1戦士としては未だちょっと線が細いが当然格闘技者
    らしいしまった筋肉が付いていて190センチ前後の長身
    は間違いなく日本人K−1戦士の中ではダントツの
    ルックスである。
    黒髪は彼の端正なマスクを引き締めていてまさに精悍といった
    感じだったのに・・・・・・

    確かに私は保守的である。
    もう随分すたれたが顔の黒い女子高生を可愛いとは思わないし。
    あの薄汚れたようにしか見えない灰色のメッシュはちょっと
    敬遠したい。
    金髪は・・・・・・似合えばいいんだけどね。
    西部の松井とか清水エスパルスの森岡、伊東とかね。
    オリックスのイチローは似合わなそうだから止めた方が
    いいだろう。

    確かに髪型や服装の似合う似合わないは本人は以外と分からな
    かったりする。
    私はポニーテールからスキンヘッドまで、染めたことこそ無いが
    色んな長さを試してみた。
    髭を伸ばしてみたりは現在でも結構よくする。
    (髭は一部では評判が良かった)
    現在では清潔感を演出し間口を広げるために髭は剃って
    髪は比較的短くすることが多いが、これは単に手入れが
    楽だからという身も蓋もない理由だ。
    そういえば以前に妹に「髪は短い方が似合う」と言われたのも
    影響しているのかな?
    その妹の結婚式には髭を伸ばし、髪は伸ばしてジェルで
    コテコテに固めたオールバックというどう見ても絶対に
    サラリーマンにはあり得ない怪しい格好で参列した。
    これまたごく一部では評判が良かったが、初対面の人とかは
    話しかけ辛かっただろうな。

    ある友人は現在長髪で金髪に染めている。
    まるで出来損ないのヘビメタの様に。
    おまけに髭を伸ばしているので何だか面白い事になってる。
    見ようによってはアレはアレで似合っているような気が
    し始めている今日この頃・・・・・・
    そんな彼があるパンクバンドに影響されてモヒカンにすると
    言い出した。
    彼は元々パンクロックが好きなのでファッションと音楽の
    嗜好を一致させるという意味では実に好ましいと私は
    考えるのだが・・・・・・
    似合う似合わないは別としてね。
    とにかく彼のモヒカンは楽しみである。応援しよう!

    私?
    暫くは現在の髭無し短髪で爽やかナイスガイを演出しよう。
    え、無理だって?
    そんな事はないさ、きっと・・・・・・

  • 7月16日

    メールフレンドが欲しいなと思った。
    幾つかの出会い系のサイトでメールフレンド募集の書き込みを
    している女性にメールを出してみたがどれも梨の粒である。
    そこで傾向と対策を練るべくネットオカマになってみて
    女性と称してメールフレンド募集の書き込みをしてみた。

    予想はしていたが・・・・・・
    来るわ来るわ、約二日で200通ぐらい来た!
    こりゃ競争率高いわ。
    ってのが最初の正直な感想だ。

    それにこんなに多いと読む気が失せる。
    まず、タイトルでキャッチしなければならないと思った。
    一応一通り読んでみたが、殆どが宛名を変えただけでみんなに
    同じ文章をコピーしているのが見え見えである。
    確かに私の掲示板への書き込みが当たり障りのない
    これと言った個性を消した自己PRであったのはその要因の
    一つではあろうが、殆どのメールは相手の個性など
    お構いなしに自分のプロフィールを書き連ねていたり
    一方的に話しているだけである。
    勿論無礼なエロメールは男の私が見ても不愉快だった。
    問題外である。
    まあ、そういうのを求めている女性も居ないではない
    のでしょうけどね。

    >こんなプロフィールの羅列を見せられても返事を書く気には
    ならないよなぁ。
    確かにメールというのは相手の顔が見れないし、反応の
    確認に時間が掛かる。
    と言うよりこの様な場合だと反応が無い場合が多い。
    恐らく殆どの人が数多くの”梨の礫”を放っているのだろう。
    「数撃ちゃ当たる」とばかりに。
    「数撃ちゃ当たる」というのは決して否定はしない。
    実際に当たることもあるだろうからね。
    だからって見え見えのコピー文を相手構わずばら撒いても
    殆どの受け手はうんざりするだけだろう。

    確かに”梨の礫”になる可能性の高いメールに多くの時間と
    労力を費やすのは決して楽しいことではない。
    反応があって初めて報われるものである。
    だからこそ相手から言葉を引き出すように語りかける
    べきなのだろう。
    普段の会話以上に頭を使い、言葉を選び。
    ”会話”なのだから。

    偉そうなことを言ってる私だが未だ
    「相手の言葉を引き出す魅力的な文章」を書けずにいる。
    これは本業の方にも役立ちそうなので頑張ってみよう。
    一人を楽しませることが出来ずに万で数える単位の読者を
    どうして楽しませることが出来よう。
    そんな事以上に私は人との出会い、新しい個性との出会いが
    大好きだから。

    何と言っても「出会いこそが最高にエキサイティング!」
    ですからね。

  • 7月7日

    世は七夕だそうである。
    物語は皆さんもご存じだろう。
    デートにはもってこいの日ですね。
    しかし私は・・・・・・はい、失恋しました。
    しかもつい最近。

    彼女は私が30年以上生きてきて初めて出会ったとさえ
    思えるほど魅力的な女性でした。
    当然私は生まれて初めて感じた勢いで彼女に恋をしました。
    自分自身滑稽に思えるほどで完全に制御を失っていました。
    幸い彼女も私を愛してくれました。

    私は彼女との結婚を願い、そしてその旨を彼女に伝えました
    彼女も気持ちではそれを望んでくれましたが、状況は
    そう簡単なものではありませんでした。
    二人で悩み、苦しみました。
    そして彼女の下した結論は
    「お互いの現在の生活を大事にする」というものでした。
    この言葉を聞いた時はさすがに荒れました。
    メチャメチャ落ち込んで大騒ぎしました。
    でも、この結論は彼女の誠実さから導き出されたもので
    あることは分かっていました。
    そんな彼女の誠実さこそが私が彼女に対して魅力を感じた
    最大のものだったから。
    この結論こそがもっとも可能性が高く常識的なものである
    ってのは以前から分かっていたのです。
    それでも彼女との生活を求めてしまったのは単なる私の
    我が儘だったのだ。
    もしかしたら言うべきでなかった言葉だったのかも知れない。
    何度もそう考えたが現在では言って良かったと思っている。
    この一件で苦しんだ一方学んだものも少なくないと
    思うから。
    それらは今後のそれぞれの人生において
    きっと糧になるでしょう。

    理屈では納得できたがそう簡単に気持ちの整理が付く
    訳ではありません。
    お互いに好きであることは変わっていないのだから。
    彼女は「恋愛感情は封印して友人に戻ろう」と言いましたが
    私はまだ割り切ることが出来ずにいました。
    「結婚は諦めるけど・・・・・・」といった具合に。

    その後 彼女は「お互い落ち着くためにも暫くは逢わない
    ようにしよう」と言いました。
    「もう私のことは考えるな。嫌いになるぐらいで
    丁度良いかも」と・・・・・・
    私も彼女も中途半端な関係を嫌います。
    「将来のない現在の自分との関係を続けるより他の
    娘を無理矢理にでも好きになった方がいい」とも
    言いました。
    彼女への想いに縛られて「次」に行けない私を敢えて
    突き放してくれたのでしょう。
    それまではずっと「とにかく関係を切りたくない」
    と言ってくれていましたから・・・・・・

    まあ単に未練たらたらな私に愛想を尽かしただけなのかも
    知れませんけどね。

    正確な理由はともかく折角彼女が振ってくれたのに
    気の利いた言葉で綺麗に振られてやれなかったのが
    ちょっと心残りです。
    「”しばらく”逢わない」は結果として”もう二度と”
    になってしまうのかも知れません。
    まあ、そうなったらそうなったで良いでしょう。
    ベストの結果とはなりませんでしたが
    彼女に出会えたのは生涯最高の幸運でした。
    これからも私は彼女を深く静かに愛していくでしょう。
    無理に忘れようともしないし無理にこの想いに
    しがみつくことも無く、
    私の一部として意識することなくね。
    中島みゆきが「笑ってよエンジェル」という歌で
    歌っている歌詞が現在の私の彼女に対する想いに
    ぴったりなので紹介します。

    愛しさ余れば憎さがつのる
    あれはうそっぱち 愛しさ足らず
    たとえ ねぎらいひとつ返されなくても
    嘆くようじゃ まだまだ半端な恋さ
    だから
    応えられなくてごめん そんな風に悩まないで
    遙か離れてしまっても泣き顔よりはいい
    本当さ
    笑ってよエンジェル夢の中エンジェル
    きみの笑顔消えてくれるなそれだけが願いさ

    以下略

    何時になるのかは分かりませんが今度彼女に逢った時
    彼女がかつて私と付き合ったことを誇りに思える
    そんな男になれるように自分を磨いていきましょう!

    さて”次”はどんな魅力的な女性と出会えるのでしょうかね?
    無理せずに自然体で行こうと思います。

  • 6月5日(土)

    私と同じくマンガを描いてる知人に「最近、北朝鮮を
    扱った本を何冊か読んでいるんだけど面白いよ」
    と言ったところ「そんなの読んでもマンガに全然
    役に立たないじゃん」一刀のもとに切り捨てられてしまった。
    数年前の私だったらすぐに反論するのだが、最近は
    あまりそういう事をしなくなってしまった。
    別に私自身に議論をするだけのパワーが落ちてしまった
    という事では無いと思う。
    かつてだったら押し一辺倒で相手を追い詰めてしまった
    ところでも、上手く相手のプライドを保てるように
    フォローしたり逃げ場を残したりと「こっちも引いて
    落とし所を見つける」という事に気を使えるようになって
    いると思う。
    無論主張とのバランス取りは難しく、その辺りが把握できて
    いるとは言い難い物もあるのだが・・・・・・

    もっともそういった議論を積極的にするのは少なからず
    私が好意を持った人間に限る。
    ちゃんと他人の意見を聞くだけの度量があり、議論が出来る
    と私が判断した人間だ。
    かつての私は本当に相手構わず議論をふっかけ少なからず
    お互いに嫌な思いをしている。
    そんな経験をして初めて「話しても分からないヤツは居る」
    という事実を知ったのだ。
    「話せばわかる」という言い方はよくするし、私も少なからず
    そう思っていた。
    だから私は出会った多くの人に隠したり誤魔化したり
    する事無く自分の考えをストレートに話してきた。
    でも現実は話して分かるヤツの方が少数なんだ。
    悲しいことに・・・・・・

    主張はするけど自分と違った他人の意見を聞くことが出来ない。
    例え聞いたとしても自分に都合の良い強引な曲解をする。
    だから議論にならないんだ。
    そういうのに限ってプライドだけはメチャメチャ高いしね。
    話した後、どっと疲れるんだ。
    無駄な時間を過ごしてしまったってね。
    そんな徒労感は出来るだけ味わいたくないのでむやみに
    本音を話さなくなってしまった。
    適当な会話でもそれなりに楽しめるしね。

    しかし、彼は何を以てマンガに役立つ、若しくは役立たない
    と判断するのだろうか?
    私は多分読書量は比較的多い方だと思っている。
    本の内容はどっちかって言うと小説よりノンフィクションが
    メインである。
    以前は「仕事のため」と意識して本を選ぶこともあったが
    現在は単に趣味で読んでいる。 好奇心に任せて・・・・・・
    読むこと自体が楽しいのは勿論だが、そこで得た知識や
    思考のバリエーションが実生活をより楽しい物に
    してくれていると思う。
    そういった物はマンガの作品の中に染み出るものだと
    思うので「役に立たない本」なんて無いんじゃないかな?
    詰まらない本は反面教師にすれば良いんだしね。

    要するに彼はあまり話を聞きそうにないタイプだったから
    適当に応えたんだ。
    その後私が「今、アロハシャツが流行っているんだよ」
    という事実を彼に教えたら「何いい加減なこと言ってるんだ」
    とばかりに全く相手にされないどころか馬鹿にされて
    しまった。

    私の普段のいい加減な言動が彼の私に対する見下したような
    態度を取らせているんだろうか?
    多分そうだろう。 いいけどね。

    格好良いアロハシャツが欲しいな〜

  • 5月18日(火)

    明け方だというのにちっとも眠くならない。
    いつもならもうそろそろ寝なければ昼からのテニスに支障を
    きたしてしまうので慌ててベッドに入るのだが
    以前から痛めていた右手首が悪化の一途をたどるばっか
    なので、一度完全に治した方が良いとテニス仲間の
    有り難いアドバイスに従って先週からテニスを休んでいる。
    だから眠くなるまで起きていよう。

    なんてコト書いていたらPCがフリーズしやがった!
    タイミング良くオートセーブしてあったので
    被害は最小限に留められて良かった!
    最近ちょっと前に酷い目に遭ったからなぁ。
    書きかけのメールのデータが飛んじゃったりシステムが
    壊れたり・・・・・・
    それを考えると偉いぞ、WZエディタ!

    話を元に戻そう。
    手首を治すためにテニスを休んでいるのだが
    こういう時に限って身体を動かしたくなるね。
    いや、何時でも動かしたいんだけどさ。
    なかなかきっかけが・・・・・・
    一人で黙々と走るなんてちょっと苦手だしなぁ。
    友人に合気道を習うって話もあるんだけどちょっと
    遠いのが難点だ。
    8月か9月からレギュラーで入る仕事はその合気道の
    友人に近いからその頃になったら定期的に教わろうと思っている。
    三段だよ三段!
    その合気道の友人は。
    なかなかのナイスガイだし、何よりサッカー好きという
    素晴らしい長所も備えている!
    と言うわけで格闘家になるよ、私は(笑)

    テニスは暫く諦めざるを得ないんだけど何か他にも
    スポーツをする機会を増やしたいんだ。
    以前から参加していた草野球チームがどうも解散の危機に
    見舞われてしまっていて・・・・・・
    ああいうのってチームを仕切る人が本当に大変なんだけど
    そういった事を一手に引き受けていた監督さんがちょっと
    嫌気がさしてしまったらしい。
    私の知らない所でトラブルとかもあったらしいし・・・・・・
    何よりメンバーの集まりが悪いのが原因という話だ。
    私を含めみんな仕事が不規則だから仕方ない面もあるんだろうけどね
    来月の頭にこれからのチームの事を話し合う予定なんだけど
    どうなるのかな?
    解散というのだけは避けたいんだけど・・・・・・

  • 5月4日(火)

    火曜日の午後、いつもなら私は友人とテニスをしている筈
    なのだが、今日はあいにくの雨。
    お天道様にゃあ逆らえまいってんで家で大人しくお仕事を・・・・・・
    と素直にいかないのが私の悪いところ。
    つい、駄文をつらつらと・・・・・・
    これを現実逃避という。

    折角テニスの為に手首にテーピングをして張り切っていたのにねぇ。
    実は私、もう3ヶ月ぐらい前からテニスで右の手首を痛めて
    しまっていてちっとも治らないで困っているのですよ。
    右の手首といえば私にとって大切な商売道具!
    治りかけたといっては仕事で酷使し、テニスで駄目を押すと
    ちっとも良くなりません。
    もう少し大事に使わないと洒落になりません。

    私はテニスが下手くそなので手首でこねてしまうのです。
    それが原因で手首を痛めたのですが、この癖が直らない限り
    私の手首は治らないのだろうか?
    「それは困るぞ」ってんで先ずはこの手首を治そうとテニスの
    コーチにテーピングで固める事を勧められた。
    で、今日初めて手首のテーピングをしてみた。
    サッカーをやっていた頃はよく足首を痛めていたので足首の
    テーピングはいつもしていた。
    同じ要領で手首も固めてみたのだが・・・・・・
    雨でテニスは当然中止。

    すぐにテーピングをほどいてしまうのは勿体ないのでそのまま
    原稿に向かった。
    これがなかなか調子良いのだ。
    炒めた箇所を良い感じでサポートしてくれる。
    意外な発見である。
    というわけで折角の好コンディションだ、こんな仕事からの
    逃避活動ばっかしていないで真面目に働こう!


さらに過去の散文
Homeに戻る
このPageに掲載されている画像その他のDataを許可無く使用・転載する事を禁じます.
(C)1998 Setagaya MangaFactory.All rights reserved.