■2000年の散文その3■
  • 12月30日

    昨夜、仕事場の忘年会がありわざわざ新小岩くんだりまで行ってきた。
    朝までパソコンいじって昼からサッカーの天皇杯のテレビ中継があったので
    完全に寝不足!
    しかもこの季節、予想以上に寒い!
    会場は焼き肉屋、個人的には魚系が食いたかったが奢りだし文句は言えないか。
    私の席はたまたま肉を焼く二つのアミの丁度中間ぐらいで手を出しにくい
    場所であった。
    だから肉が食えなかったかと言うと、全くそんな事はなく、必要以上の
    サービス精神を発揮する編集者によって焼けたそばから次々と私の小皿に
    肉が盛りつけられていく。
    「俺は小食なんだって」という心の叫びは彼らには聞こえないらしい。
    私は野菜とか肉以外の物を食べたかったのでその旨を伝えるのだが
    店員さんに注文する際には何故か肉も一緒に注文する…
    そしてそれらは私の元へ…
    私はいつも焼き肉を食うときは必ずご飯を頼むのだが、この時は全く
    そんな余裕は無かった。
    狩猟間際になってお待ちかねの「海の幸盛り合わせ」が到着したのだが
    「遅いよ〜〜〜〜、もう腹一杯で入らないよ」
    って感じで非常に悔しかった。
    第一、注文したのは入店してすぐだったんだぞ。ったく…
    結局食えたのはカニを一切れだけでした。
    悔しい〜〜〜〜!!!!

    その後T橋氏の地元のスナックでカラオケ二次会。
    そうこうしているうちに終電時間も過ぎてしまったので近くにある仕事場へ
    寝不足だったので寝たかったのだが、一応麻雀経験者ということで
    始発まで麻雀に付き合わされる羽目に…
    その結果は一人負け!
    私も決して上手くは無いのだが殆ど初心者が二人程居て、内一人が
    馬鹿ヅキ!

    ”そこそこのテクニック”ではついてるヤツには敵わないってことか。
    それ以上に私にツキが無かったと言うか…
    いや、「偶然の勝利こそ在れ、敗北は常に必然である」のだ。
    レートが安かったので被害はさほどでは無かったものの20世紀最後に
    こんな羽目に陥るなんて…
    いや、「これで運も切り替わったと考えればいいか。

  • 12月21日 

    某少年マガジン連載のマンガ「スノードルフィン」の単行本で
    巻末に余ったスペースにスタッフの落書きというかコメントとか
    イラストのスペースが与えられた。
    スタッフの一員として制作に参加していた私にもである。
    私は意気込んで(?)描いたさ!
    画力に自信が無い私はとにかくネタ勝負とばかりに…
    白い紙を見てイメージを膨らまそうとしたが、イマイチ面白い
    アイデアが浮かばない。

    仕事も別にせっぱ詰まっていなかったし
    ちょっと体調を落としていたので一眠りすることにした。
    仮眠室に行って布団を被るのだが寒い!何枚も被ったのだが寒い!!
    これは風邪を引いてしまったのかと強引にでも寝ようとした。
    そんなとき頭の中に例のスペースのアイデアが閃いた!
    ってほど大袈裟な物じゃないんだけどね。
    そんなことをうつらうつらと考えているウチに気絶していた。
    目が覚めて腹が減っていることに気付き、コンビニに買い物に行って
    食い物を買って再び仮眠室のドアを開けて初めて気付いたさ。
    窓があいていることに。寒風がビュービュー吹き込んでいた。
    こりゃ寒いわけだ。さっきのは「寒気がする」んじゃなくて本当に
    寒かったんだ。
    気を取り直してさっき思いついたネタを早速原稿用紙に描く。
    他のスタッフが真面目にイラストを描いているので私はあっさりと
    した画面とネタでインパクト勝負!
    うん、我ながらイメージ通りに出来たぞ。これなら読者の目も止まるだろう。
    (裸の女性の絵なので当然と言えば当然なんだけど…)

    それから数日後、大石氏から電話が。
    「上野さんのヤツ、ボツだって。スノドルか仕事に関係あるモノじゃないと
    駄目だってさ」
    う〜〜〜〜ん、当然と言えば当然な意見なのだがちょっと残念。

    さてと、今からその原稿を描くといたしましょうか。
    どんなモノが出来るのかは来年発売される
    講談社週間少年マガジンKC「スノードルフィン」Cにてお確かめ下さい。
    取り敢えず今のところは私にも分かりません(笑)

  • 12月18日 

    乱暴者!?
    つい先日の話だ。 私が働いている仕事場で一緒に働いているMSが
    ゲームボーイのドラクエ3を持ってきた。
    このソフトには最初の主人公の設定でユーザーの性格判断の様な物が
    付いている。
    そこで、仕事場のみんなでそれぞれこの正確判断をやってみた。
    他の人は「ロマンチスト」だの「負けず嫌い」だの「正直者」だのとの
    診断結果に3,4行の簡単なコメントが付いていたのだが…
    私の診断結果は何と「乱暴者!」

    それだけならまだいい(?)が、曰く「あなたも気付いていませんが
    周りの人は迷惑しています」だの
    「あなたの周りから人はどんどん去っていくでしょう」だの
    これでもかと悪し様にののしってくれる。
    挙げ句の果てには「あなたの側に残った人は貴重なので大切にしましょう」
    とか「反省しましょう」って言ったかと思ったら
    「もう手遅れかも知れませんが…」等というふざけたオチまで付けててくれた。

    お陰で仕事場ではすっかり「乱暴者」扱いである。
    他の人は悪いことは全然書いていないから「この性格判断では悪いことは
    書かないのかな?」なんて話していたらこんなオチをつけてくれる。
    私に恨みでもあるのか?!
    だからといって「こんなソフト嫌いだ〜〜〜〜!」と言えないのが悲しい。
    欲しいぞゲームボーイ&ドラクエ3!
    いや、それより問題は「乱暴者」との診断結果に納得するなよ>仕事仲間
    いや、しないで下さい。(ちょっと弱気)

  • 11月26日 

    本来なら”サッカー”の所に書くべきネタなのかも知れないが
    最近この”散文”をサボっていることもありるからこっちに書こう。

    本来なら今日から仕事だったのだが急遽一日始まりが伸びてしまったので
    「サッカーでも観に行こうかな」と思いついたのが昨夜。
    そのためにはいつもより早めに寝るためにさっさとインターネットを切った。
    そして絵の練習をしていたのだがこれがなかなか上手く行かず時間ばかりが
    過ぎてゆく…
    もう少しもう少しとやっていると気がついたら既に外は明るく時計を見ると
    何と十時!
    「今から寝たら絶対に起きれない」と頑張って起きてることにした。
    が、こうなると急激に眠気が襲ってくる。
    普段は朝方に眠って昼過ぎに起きるという実に不健康な生活をしている
    のだが、今まさに最も深い眠りに陥っている時間帯である。
    一度集中が切れるともう駄目である。
    絵を描く気力なんかどっかに吹っ飛んでしまった。
    これからのテーマはいかにしてサッカーを観戦するかである!

    読みかけの小説を読んでみようとも思ったが頭がぼーっとして
    とてもじゃないが読んでられない。
    こんな時最強の時間つぶしは…
    そう、Windowsに標準で付いているゲーム”フリーセル”だ!
    この単純だがはまるゲームはかつて何度も睡眠時間を削られ何度となく
    そのあまりの危険性から削除しているゲームだ!
    作戦は成功し、確かにどんどん時間は過ぎていったが眠気はどんどん増し
    頭はボーっとし、昼を過ぎた頃からは気持ち悪くさえなってきた。
    「もう駄目だ、寝る!」と何度思ったことだろう。
    昨夜、友人の伝言板に「明日はJリーグ最終戦観に行ってくるぜ!」と
    書き込んでいなければ間違いなく私は寝ていただろう。
    何度テレビ観戦で我慢しようと思ったことだろうか。
    確かにウチのテレビは写りが極端に悪いが競技場に行くよりは時間が
    節約できる。
    あの時計を見た十時に寝ればキックオフの3時まで約5時間も眠れたのだ
    ……全てはもうあとの祭りなのだが。

    最終戦で一位と二位のチームの対決、そして勝った方が優勝なんて
    ドラマチックなシチュエーションなんて滅多にないだろう。
    事実これまでで初めてのことだし、何よりもその片一方のチームは
    我がアントラーズなんだからこれは観に行かなければ!
    鹿島スタジアム折角ウチから一番近い国立競技場でやってくれるんだし。

    てなことで観戦に行くことにしたのだが一つ大いなる不安があった。
    さすがこれだけドラマチックなシチュエーションだけあって前売りの
    チケットは売り切れたという。
    こんなことはかつてのJリーグバブルだった頃以来のことである。
    つまりチケットの値段が高騰してのではないだろうかという不安である。
    昨夜急に思い立ったことであるから当然チケットなんか買っていない。
    私は誰かと行くときかトヨタカップとか代表の試合といった人気の
    試合意外は前売り券なんか買わない。
    今のJリーグの試合、特に私がよく行く国立の試合なら現地でダフ屋から
    買っても別に問題は無い。というより定価以下の値段で買えることも
    珍しくないぐらいなのだ。
    当然連番の席なんてものは望めないので一人で観戦するときにしか
    使えない手なのだが。

    コートを着て家を出ると外は予想外に暖かかった。
    コートが無くても大丈夫なんじゃないかとも思えるほどだ。
    が、帰りは絶対に冷えると思うので暖かくしていかないと。また風邪を
    引いたら洒落にならない。
    ぼーっとした頭で駅に向かう。
    決戦に向かう高揚感を感じる程まだ脳味噌は回っていない。
    それどころか電車に乗ると人いきれで気持ち悪くなってきた。
    マジで吐きそうなほどに…
    そんな酷い状態でフラフラと千駄ヶ谷に着いた。

    確かに凄い人だが予想よりは多くない。
    チケットは完売しているという話だから満員になるはずなのだが
    トヨタカップや代表の試合よりは少なく感じる。
    気のせいかな?
    さっそくダフ屋と交渉である。
    相場があまりに高かった場合は家に帰ってテレビで、もしくは新宿辺りの
    電気屋ででも観ようかと思っていたから強気である。
    最初に話しかけてきたときは定価五千円のSS席を二万円とかふっかけて
    きたので相場がそんなになっているのならとっとと帰ろうかなぐらいに
    思った。
    確かにどのダフ屋もチケットをあまり持っていない。
    一、二枚とか全く持っていなかったり・・・・
    ダフ屋 「予算いくら一万円ぐらい?」
    私 「二万とかそんなのお話にならない、せいぜい五,六千円だよ」
    ダフ屋 「ちょっと待って、今安いチケット持ってくるから」
    と言って仲間のところに走っていく
    そして持ってきたのは定価二千円の自由席
    私 「これいくら?」
    ダフ屋 「六千円」
    私 「この席で六千円だったらいらない」と言って立ち去ろうとすると
    ダフ屋 「あ、じゃあさっきのヤツ七千円でいいから」
    で、交渉成立。
    まー二千円増しならいいか。
    やっぱりサッカーは良い席で観たいからね。

    スタジアムに入ってびっくりした。
    試合開始約二十分前でスタジアムはほぼ満員!
    こんな光景は代表の試合かトヨタカップでしかお目にしていない。
    バブルの頃のJリーグはこうだったのかもしれないが、あの頃私は
    チケットが手に入らず殆どテレビ観戦だったのだ。
    私がJリーグを観るときは何か特別な理由でもなければ必ずそこそこ
    以上のカードの時なので最低でも国立競技場の六割以上は埋まって
    いるのだが、やはり満員のスタジアムというのは空気が濃密な感じが
    していいものだ。
    一応アントラーズのホームゲームと言うことなのだが、地理的には
    柏の方が近いためかサポーターの数も丁度五分五分といった感じである。
    そして運のいいことに私のチケットはアントラーズサイドだった。

    間もなく試合は始まった。
    両チームとも主力に怪我や出場停止といったこともなく間違いなく
    ベストメンバーである。
    やはりこういった大一番ではお互い最高のチーム状態で戦う姿を
    観たいからね。
    風もなくこの季節としては暖かく芝の状態も良さそうである。
    つまり全てにおいて最高のかんきょうなのである。
    とにかく両チームとも守備の意識が高く、中盤での潰し合いが続く
    なかなかペナルティーエリアまでボールを運ぶことが出来ない。
    そんな中で光るのは柏の明神である。
    本当にポジショニングが良くて「このパスが通れば鹿島チャンス!」
    というボールをことごとくカットしているのが彼である。
    そして北島、黄のツートップの力強さと二列目の飛び出しよって
    前半は柏がリズムを掴んだ。

    そんな中でも光ったのは鹿島の左サイドバック相馬であった。
    攻守に気の利いたプレーを見せ、何で彼が日本代表でないか
    不思議に思えるほどである。
    そういえば98年にW杯観戦に行ったときバルセロナに寄ったのだが
    そこの土産物屋の店員(アルジェリア人)が「日本のプレーヤーでは
    相馬が好きだ」と言ったいたな。
    なかなか良いところに目を付けると感心したものだが、今でもその
    卓越したポジショニング、オーバーラップのタイミングの巧さは
    一見の価値ありって感じだ。
    最終ラインの踏ん張りと柏のシュートミスに助けられて何とか
    前半は無失点に切り抜けた。

    後半に入ると鹿島の動きも良くなってきてペースは五分五分
    いや、やや鹿島よりって感じか?
    ここで立ちはだかったのが柏の”最終ラインの主”洪であった。
    とにかくポジショニングが上手い!
    悔しいが成長著しい日本代表のリベロ、横浜の松田より上である。
    恐らくJリーグNo.1のリベロだろう。
    そしてもう一人の壁、薩川。
    彼の特徴はとにかく速いこと。
    かつて日本代表の守備の要であった井原は「スピードのあるFWが
    嫌だ」と言っていたが、スピードのあるDFがこんなにやっかいだとは
    改めて思い知らされた。
    とにかく柳沢を止めまくっていたのだから恐れ入る。
    はっきり言って日本代表に入れても良いのではないかと思えた程だ!

    本山が投入されてリズムが変わるかと思われたが、一進一退の
    様相は相変わらずである。
    上手いこと本山のドリブルするスペースを消している。
    そしてここでも薩川が効いていた。
    しかし、一度だけペナルティエリアの中で本山の持ち味である
    切れのあるドリブルが発揮された見事な切り返しに対応の遅れた
    柏DFが思わず足を引っかけたのだ。
    このシーン、どう見てもファウル、PKというシーンだったのだが
    岡田主審は何故かファウルを取らずに流してしまった。
    このシーンは鹿島サポーターの目の前だったので当然嵐のような
    ブーイングである!
    テレビで観戦していた柏ファンの友人も「あれは完全に引っかけて
    いた」と…
    他にもこの主審、柏贔屓では?と思われるシーンも幾つかあったが
    これはファン故の贔屓目というやつであろう。
    このPK見逃しは酷いが…

    90分では決着が付かず延長戦へ。
    さすがに夏場と違ってスタミナ切れで中盤スカスカのノーガード
    の殴り合い状態になるようなこともなく、なかなかしまった試合を
    見せてくれる。
    ちょっと両チームともプレスが緩くなった分ゴール前まで行く
    シーンは確かに増えたけどね。
    延長戦も後半になると引き分けでも優勝が決まる鹿島はDF陣が
    押し上げなくなり当然中盤は支配される。
    さらに残り時間が少なくなると露骨な時間稼ぎをしだす。
    選手交代をモタモタやり、ビスマルクはちょっと削られると
    大袈裟に倒れ、なかなか起きあがらない。
    コーナーキックを奪っても中に蹴らないでコーナー付近で笑える程
    露骨な時間稼ぎのキープ。
    これが鹿島サポーターの目の前だから当然誰もブーイングなんか
    しない。
    反対の柏サポーターの前でこれをやったら凄いんだろうな。
    ちょっとそんなシーンが観たかったな。
    で、タイムアップ。鹿島アントラーズ2ndステージ優勝!

    しっかりと堪能させてもらいました。
    帰宅後別の用事で柏ファンの友人と電話で話したのだが
    「優勝は譲ったけど、柏の方が強いぜ。もう鹿島なんか怖くない」
    と言っていました。
    確かにシュート数、コーナーキックの数では柏の方が上回って
    いたようですが、鹿島って結構いつもそういうチームだからねぇ。
    言わせておきましょう。
    さて、次はマリノスを倒して二冠を制覇して下さいな。
    おっとその前に私はトヨタカップを観戦に行ってきま〜〜〜〜す♪

  • 11月12日 

    風邪を引いてしまっていた。
    PC環境の更新が一段落着いたか着かないか…いやその前からか?
    体調がおかしかったのだがここのところ急に寒くなったのも効いたのだろう
    ぶっ倒れました。

    が、が、が!そんなことは言ってられない。
    少し前に仕事で知り合ったO氏からサッカー、と言ってもフットサル
    だがのお誘いがあったのだ!
    サッカーと言えば当然私のフェイバリットなスポーツである。
    観るのは勿論、ヤるのも当然大好きなのだ!
    しかしここで大いなる不安の種が…
    実は私、中学卒業以来十ウン年やっていないのである。
    当時は弱小校ながらもサッカー上手で知られた私だが果たして今の
    この生活で鈍りきった身体が動くのだろうか?
    ボールはちゃんと蹴れるのだろうか?
    はっきり言って期待より不安の方が数十倍大きかった。
    風邪を引いていたこともあって休みたい気持ちもちょっとだけあった。
    が、この機会を逃しては次にサッカーをする機会なんて果たして
    あるのだろうか?
    という思いが私を北千住近くのフットサルコートへと向かわせた。

    私の住む成城から北千住までは意外と行きやすいことが今更のように
    判明!
    地図で見ると23区を西から東に横切りかなり遠い印象なのだが
    代々木上原で一回乗り換えるだけで行けるので遠いけどかなり楽だ!
    しかし、北千住の駅は分かりにくいねぇ、迷ってしまったよ。
    まあ、早めに出ていたから待ち合わせの時間には間に合ったけどね。

    待ち合わせ場所に行くとO君とその友人、どちらも私の同業者。
    その友人の方は中学、高校とサッカー部、しかも大学ではサークルに
    入っていたと言うから期待できる!
    って言うより、そんな人達とやって俺大丈夫なのか???
    不安さらに倍増!
    コートにはどうやらグループの中では我々が一番乗りのようだ。
    着替えを済ませた頃に今回のフットサルの主催者である高橋陽一氏が
    やって来たので挨拶をする。
    ちなみにこの高橋陽一氏は大ヒット漫画「キャプテン翼」の作者
    その人である!
    意外と背が高い人でちょっと驚いた。

    さて、練習が始まると私の不安は的中した!
    身体が動かない。ボールが蹴れないと無い無いずくしである!
    一応”サッカー経験者”ということでちょっと期待されていた
    らしいのだがこれは酷い!
    ちょっとしたパスもずれるし、ドリブルをしても足下がおぼつかないので
    フェイントなんか全く出来ない。
    現役時代はドリブルが一番得意だったのに〜〜〜〜(号泣)
    そして一番不安だったスタミナ!
    これは予想通り壊滅的だった。
    何と言っても準備運動の段階ですっかり息が上がってしまっていたのだ!
    ゲームはこれから始まると思うと不安は大きくなるばかりだ。

    ゲームが始まるとみんな意外と動けるのにびっくりした。
    マンガ関係の人がやっているのだからとたかをくくっていたら大間違い
    (後で聞いた話によるとメンバーの中には大学生も混じっていたらしい、
    そんなの聞いてないぞ。俺が大学生の体力に敵うわけ無いじゃん)
    私を誘ってくれたO氏も結構よく走っていて何点か決めた。
    その友人もさすがやっていただけあってチームの中でも上手い方に
    数えられる。
    当然得点も決めた。
    私はと言うと…聞かないで(泣)

    私の2001年の目標が出来た。
    「サッカーが上手くなる!」せめて中学時代のレベルに戻す…
    のはちょっと厳しいからその半分でも。
    取り敢えずフェイントがちゃんと出来てゲームで二人ぐらい抜けるように
    ならないと悔しい。
    まずは体力だ〜〜〜〜!!!
    フットサルをやっている間は夢中でというか、元々体力が尽きていて
    しんどかったのか風邪でしんどかったのか分からなかったが家に着いて
    はっきりと分かった。
    風邪、かなり酷いことになっていたと…
    翌日(昨日)は仕事がたまたま休みになったのをいいことに丸一日
    寝込みました。
    フットサルの帰り、高橋氏がうどん屋で晩ご飯をおごってくれたのですが
    あまり食べ物が喉を通らず軽い物しか食えなかったのはやはり風邪の
    せいか…
    とにかくご馳走様でした。
    次はきっともう少しマシなプレーをお見せしましょう。

  • 11月12日 

    仕事が一段落ついた(?)ので以前からやろうと思っていた
    ”HDDの増強”をやることにした。
    やっとこさ作った環境を作り直すのは面倒だったが最近ソフトをイロイロと
    買い、インストールしたらいい加減容量が足りなくなってきていたので
    念願のRAID導入も兼ねて実行に至ったわけだ。
    このRAIDというのはちょっとパソコンのハードに興味のある方ならご存じ
    かも知れないが簡単に説明しよう。

    ぶっちゃけた話、二台かそれ以上のHDDを用いてパソコン(あるいは
    ワークステーション)のHDDアクセススピード、もしくはデータの
    安全性を高めようというシステムなのである。
    最近はHDDドライブ、RAIDカード共に安価になってきているのでちょっと
    ハードに興味のある方々の間では導入が流行っているようだ。 今回私が導入したのはそんなRAIDシステムの中でもストライピングと言って
    二台のHDDにデータを分散して読み書きすることによってアクセス
    スピードを向上させようというシステムである。
    ついでに言うと、もう一つ安価に出来るポピュラーなRAIDシステムとしては
    ミラーリングと言って二台のHDDにそれぞれ同じデータを書き込むことに
    よってデータの物理的な安全性を高めようというシステムがある。
    これだと安全性は高まるが二倍の容量のHDDドライブが必要となって
    しまうという経済的にはちょっとメリットが少ないのである。
    私のような貧乏人には…(笑)

    ってな訳で仕事が休みになると早速秋葉原にHDDドライブとRAIDカードを
    買いに行く。
    HDDドライブに関しては前日にインターネットで目的のドライブを最安値
    で販売している店は調べてあるのですぐに済んだ。
    問題はRAIDカードである。
    こちらの方はまだ機種を決めかねている部分があった。
    最もポピュラーで信頼性のあるP社の物にしようか?安価なA社の物に
    しようか?そういえばI社も安価な商品を出したと聞いている…
    結局日本語マニュアルが付いていることと安価なことが決め手となり
    I社の物を買うことにした。

    本来の買い物意外にも色々と調べたいこともあったので一日中秋葉原を
    歩き回り、ヘトヘトになりながら帰宅した私はあることに気付いて愕然と
    なった!
    何とまだ二千円以上も残っていたIOカードを紛失してしまったのだ!
    HDD一台辺り、RAIDカード、それぞれ新宿で買うより千円ほど安く買えた
    のだがこの損害によりHDDの購入で浮いた分は相殺されてしまったと
    いうことか…
    そんな現実に落ち込む間もなく早速導入に取り掛かることにした。

    まず大事なオリジナルデータのバックアップである。
    描いたCGは勿論、HPのデータ、インターネットのブックマーク、
    メールのデータ等々…
    そしてソフト環境を再生すべくインストールするソフト、マクロの整理
    である。
    そいった諸々の準備を済ませRAIDの導入に取り掛かる。
    マニュアル通りに事を進めると、これが拍子抜けするほど簡単に導入出来た
    が、予想していた問題は次の段階で起こった。
    環境をシンプルにするために以前のHDDを取り外したら全く起動しなく
    なってしまったのだ。
    この理由はBIOSの問題で説明しても面白くないので割愛するがそんな
    こんなでWindows2000,そしてWindows98と二つのOSを無事
    インストールするのに朝まで掛かってしまった。

    もう二度とこんな苦労はしたく無かったのでソフト環境が出来上がった
    時点でCD−Rに絶対にバックアップを取ろうと決心していたので
    出来るだけ余計な操作はすまいと心に決めていた。
    が、そう世の中甘くはない!
    バックアップ用のソフトをインストールすると問題は早速起きた。
    何とソフトがCD−Rを認識してくれないのだ。
    マニュアルをよくよく読むとどうやら私のCD−Rの繋ぎ方がまずかった
    らしい。と言ってもこのソフト固有の問題で、私はごくスタンダードな
    繋ぎ方をしていたのだが…
    繋ぎ直してまたソフトを起動………やっぱり認識してくれない。
    だが、今度はこのソフトのサポートサイトに行って新しいファイルを
    ダウンロード&インストールしたら無事に認識するようになってくれた。

    さて、あとはソフトをインストールしてバックアップを取るだけか。
    私は結構ソフトは最新版をこまめにチェックして修正する方なので
    そういった修正作業を一通り施してバックアップをした。
    随分と手間を取ったがこれで今度システムが不安定になったりしても
    すぐに環境は元に戻るだろう。
    あとはデータのこまめなバックアップを忘れないように気を付けよう。

    おっとその前にMSその他からリクエストのあった新作CGを描か
    ねばならんですね。
    実はこの作業、3日程前に済んでいたことを今書いているんですけどね。

  • 9月21日 

    私ははっきり言って甘い物が大好きだ。
    ケーキ等洋菓子は勿論のこと和菓子なんかも大好きだったりする。
    スーパーやコンビニのレジのそばに売っている大福餅などは
    つい買い物駕籠に入れてしまい、あとで後悔する。
    いつものことだ。
    何故後悔するのかって?
    ああいったお店の大福餅は大体が皮が牛皮で出来ていて味がイマイチ
    なのである。
    中のあんこも甘いだけで今ひとつ安っぽいのが気に食わない。
    まあ、あればあったでそれなりに美味しく頂いちゃうんですけどね。

    私が現在の砧に引っ越して間もなく2年になろうというのだが
    近くに美味しい豆大福を売っているお店があるという情報を
    聞きつけたのが数カ月前である。
    その話によると地元では結構そのお店の豆大福は有名で
    いつも午前中に売り切れてしまうということだ。
    話を聞いたすぐ後にそのお店に行ってみたのだが、昼前では
    もう既に売り切れていた。
    その後その和菓子屋の側にある郵便局に用事があったのでついでに
    その和菓子屋に寄ってみたが、その時は「まだ豆大福は到着していない」
    とのこと。
    その時は行ったのが朝の9時半だったから、むしろ店が
    開店していたことの方が驚きだった。
    しかしこのことで噂の豆大福はそのお店で作っている訳でないことが
    判明!

    そして昨日、知人の家で一緒にシドニーオリンピックのサッカー
    日本vsブラジルをテレビ観戦&応援しようということになったので
    手土産に噂の豆大福を買っていこうと朝の十時ちょっと過ぎに
    例の和菓子屋に行った。
    ショーケースには今まで何度か覗いた時には無かった豆大福の
    サンプルが展示してある。
    どうやら今日はちゃんとあるようだ。

    その外見にちょっと意外な感じがした。
    大福というと普通の饅頭のようにあんこを餅が包んでいる物を想像
    していたのだが、ここの豆大福は厚さ7,8ミリ程度の豆餅が
    あんこを海苔巻きのように巻いているのだ。
    その見かけははっきり言って高級感がある。
    その見掛け通り値段もちょっと高かった。
    210円というのは私の大福のイメージからするろちょっと高いぞ。
    この値段で美味しくなかったら許せないな等と思いながら購入!

    サッカーが始まる前のティータイムに豆大福と緑茶を頂くことにした。
    小皿の上に乗った豆大福ははっきり言って”大福餅”という感じが
    しない。
    どこぞの高級和菓子といった感じである。
    一口食べてその味に思いっきり納得した!
    周りのやや肉厚な豆餅独特の軽い塩味と甘みを抑たあんこが絶妙の
    ハーモニーを奏で、実に上品な味のお菓子になっている。
    はっきり言ってこんなに美味い豆大福は初めてである。
    やはり大福はちゃんと餅でないといかんな〜〜〜〜なんて喋りながら
    ゆっくりと噛みしめる。
    この歯ごたえ、絶妙だなぁ。
    ちなみに私は大福だけでなく豆餅も大好きなのである。

    食べきってしまうのが勿体ないなんて貧乏根性を出しながらゆっくり
    ゆっくりと味わった。

    食べ終わって暫くするとサッカーが始まった。
    結果は皆さんご存じの通りでした。
    いい一日だったなぁ!

  • 9月16日 

    少し前の話になるのだがパソコンのOSをWindows98から
    Windows2000に替えた。
    Windows98と2000の違いをわかりやすく言えば
    98はホームユース用のOSで、2000は業務用のOSと言うことが
    出来るだろう。
    私はグラフィックで大量のメモリとマシンパワーを必要とするので
    そういった物をコントロールするには98より2000の方が
    適当であると判断したからだ。

    2000の特徴は業務用だけあって安定性が非常に高い。
    皆さんもパソコンを扱っていて全く反応を示さず、いわゆる
    「固まってしまう」といった状況になって仕方無しにリセットした
    ことがあるだろう。
    が、2000の場合こういったことは殆ど無く、ソフトが動かなく
    なってしまうことはあってもOSは無事で、動かなくなってしまった
    ソフトだけを終了させることが出来るのだ。

    この話だけだと2000は良いことずくめのようだが、そんなに都合の
    良い物だったら、全てのWindowsパソコンのOSが2000に
    なっているはずである。
    さて、この2000の大きな欠点(?)を言うとまずWindowsの
    市販ソフトが全て動くわけではないということ。
    まあ、大抵の業務用ソフト、特に私の使うグラフィックソフトは
    全て問題なく動作している。
    ゲームはかなり動かない物があると聞くが私はパソコンでゲームは
    殆どやらないので問題は無いだろう。

    メージャーな商品なら殆ど大丈夫だろうが、動作しない周辺機器も
    少なからずあるようだ。
    この辺りも私の使っている環境はかなりスタンダードな機器を
    組み合わせているので問題は…
    ちょっとだけ…いや、大いに問題はあった!
    マザーボードの仕様が特殊で何と電源が切れなくなってしまって
    いたのだ!
    この問題を解決する手段を見付けるまで二日掛かった!
    インターネットを検索しまくり、結局書店で買った裏技集
    のような本で見付けた。
    まあ、今ではちゃんと動いているから良いか。

    とにかくこの2000は設定が面倒だった。
    業務用だけあってセキュリティー関係が色々あって95>98の
    時のようには行かなかった。
    でも一度経験してしまえばある程度の仕組みは分かった。
    まあ、そんなに何回も設定をいじったりはしないつもりだけどね。
    さて、仕事だぁぁぁぁ!

  • 9月15日 

    当然の話なのだが私はまんがが大好きである。
    新たに面白いまんがと出逢う喜びというのはこれ一言では
    なかなか言い表せないものである。
    一つ新たな世界を見せてもらうということであるから・・・・
    と言ったら少し大袈裟か(笑)
    でもきっとそういうことなのだと思う。

    昨日また久しぶりに素晴らしい漫画との新たなる出会いを
    してしまった。
    正確には以前からその存在は知っていて、面白いであろうコトは
    分かってはいたのだが、改めて読んでみてその魅力に感動して
    しまったということだ。
    そのまんがとは”ピアノの森”といい、講談社のヤングマガジン
    アッパーズに連載されている物だ。
    作者は私の友人で一色まことという。

    大雑把なストーリーとしては世界的なピアニストを父親に持つ
    サラブレッドのピアノ少年。
    そして森の中に捨てられていたピアノを子供の頃から
    おもちゃとして遊び、弾いていたという天才少年の物語である。
    まあ映画”アマデウス”を代表にいわゆる「天才と秀才の物語」
    という私の最も好きなテーマの一つである。
    勿論作品のテーマが私好みってだけでこんなに気に入ったりはしない。
    兎に角その表現、登場人物の感情表現が素晴らしいのですよ。
    もし書店等で見掛けたら手に取ってみることをお勧めします。
    久しぶりに他人に勧められるマンガを見付けたという気分です。


2000年の散文その2
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