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  • 3月31日

    阿部英に無罪判決が出た。
    いわゆる「薬害エイズ事件」の主犯格の帝京大学病院の元副医院長(確か)
    である。
    起訴された「業務上過失致死」さえ甘く感じる。
    むしろ「営利大量殺人」こそが正しい罪状なのではないかと思えるぐらいである。
    まあ、無罪と判決が出てしまえば一緒なんだけど・・・
    やりきれなさで一杯なのは私だけでは無いだろう。
    あんな人間が医療の最高峰に居て、こんな判決を下す人間が司法の最高峰に
    居るなんて酷い国だ・・・

  • 3月31日

    さあてと、どっちのネタを書こうかな?
    先日行ったスキーの話にしようか、それとも先週のサッカーの話にしようか
    サッカーの話は後ほど”サッカー”のコーナーに書くとして、ここではスキー旅行の
    話にしようっと。

    いや、本当に久しぶりのスキーだった。
    連れていってくれただいごろー氏に大感謝である。
    話は準備をするところから始めよう。
    部屋の押入にしまってあったスキーを引っぱり出すのが最初の大仕事だった。
    私ははっきり言って余計な物をあまりに持ちすぎている。
    そういった物を押入に詰め込むのはいいのだが、奥の物を取り出すには当然
    その手前にある物を全て一旦出さなければならない。
    そう、スキーの道具は押入の一番奥にしまってあったのだ。
    しかもあんなに大きな物である。
    押入に入っている物殆ど全てを引っぱり出さなければならなかったのだ。
    それらは当然部屋の中に散らばることとなる。
    これらは帰ってきてスキー道具をクリーニングするまで片付けることは出来ない
    わけだ・・・
    まあ、これをきっかけにまた片付ければいいのか・・・と自分に言い聞かせて
    強引に納得する。
    数年ぶりに引っぱり出したスキーウェアは当然カビ臭かった。
    「先週のうちに出してほしておくべきだった」と後悔しても後の祭り
    10年以上昔のデザインの、しかもカビ臭いウェアを着て滑らなければならないのは
    自業自得というヤツである。

    重い荷物を担いで集合場所のだいごろー氏の家に行く。
    数ヶ月ぶりの再会だが相変わらず元気そうで安心した。
    集合は夜中だが、出発は明け方なので一緒に行く仲間でお喋りをして過ごす。
    昼間は仕事だったMSは睡眠不足だったようで、一人爆睡していた。
    運転手をつとめるY田氏がやってきて、暫くすると出発となった。

    ただ後部座席で座っていただけの私が言うのも何なのだが新潟というのは
    スキー場というのは思ったより近いものだ。
    成増の集合場所から二時間強で着いてしまうのだから・・・
    私が車を持っていたらもっとまめにスキーに行っていたかも知れないな等と
    感じてしまった。
    目的地のみつまたかぐらスキー場が近付いてきた頃に雪が降ってきた。
    しかもこの季節にしては結構な勢いである。
    さすが雪国ってところか?
    運転手のY田氏は装着したスタッドレスタイヤの性能チェックとばかりに
    急ブレーキをかけてみる。
    路面にうっすらと雪が覆った非常に滑りやすそうな状況だったが結構しっかりと
    ブレーキが利く。
    普通のタイヤだったら絶対にスピンしていたな・・・
    そんな馬鹿なことをしながら宿に着いた。

    ゲレンデに向かうロープウェーの真ん前で最高の場所である。
    ・・・のはいいのだがこのスキー場は周りに店とか本当に無いんだなぁ。
    ま、スキーをしにきたのだからこれでもいいか。
    宿のチェックイン時間にはまだ間があるので着替えの場所だけ借りて
    スキー場に向かう。
    ロープウェーに乗りゲレンデに着くと、朝ということもありその雪質に驚いた。
    この季節なのでベタ雪を予想していたが、今まさに降っている雪と標高の高さが
    幸いしてなかなか良質の雪なのである。
    もちろんその分寒いのだが・・・
    あとの問題は我々のスキーの腕前ってことか。

    私のスキーの腕前は多分中の上ってところだろうか?
    そこそこの自信はあった。が、が、が!
    滑りだしてびっくりした。 全然感覚を失ってしまっていたのだ。
    足下がふわふわして全くと言っていい程エッジ感覚を失ってしまっていて
    板に乗れていないのだ。
    みんな前日寝ていないこともあり、結局初日は殆どリハビリと言って
    良いような状況でとても滑りを楽しむレベルに達する前に体力が尽きてしまい
    スキーは昼頃に切り上げてしまった。
    宿に戻ると当然のようにみんな気絶。
    風呂に入る間もなく爆睡してしまった

    二日目は前日とうって変わって快晴!
    実に気持ちが良いのだが、その反面雪質はイマイチ・・・
    それでも午前中は山の上の方はさほどべたついてはいなかった。
    ここで7割ほど感覚を取り戻したがいかんせん体力が落ちていて、とても
    以前のようにコブ斜面を滑れる自信は無い。
    結局みんなと一緒に楽な斜面を飛ばして楽しむことにした。
    今回一緒に行った中では私が一応一番滑れるので一番体力の消耗が少ない。
    皆が疲れて休んでいる時も一人で滑ることにした。
    ここでお調子者の血が騒ぐ。
    皆にちょっと良いところを見せようとジャンプ出来る場所を探して
    「一発飛んでくるから見てて」とその場所へ行く。
    さすがにジャンプ出来そうな場所だけあってその段差はかなり怖い!
    はっきり言って誰も見ていなければそんな所でジャンプしよう等とは思わない
    だろう。
    勇気を出して飛んで皆の所に行って意気揚々と「見た見た?」と聞くと
    皆は「え?飛んだの?全然分からなかったよ」「おい!」
    またリフトに乗ってジャンプ。
    しかし、皆はまたしても見ていなかったと・・・
    もう見逃されるのは嫌なのでジャンプする場所の近くまで来て見て
    もらうことにした。
    そしてジャンプ!
    今度はしっかりと見てもらったがジャンプが物足りないと・・・
    見てる方は勝手なことを言う。
    飛ぶ方はマジで怖いんだぞ。だいいち調子に乗って怪我するわけにはいかないんだ。
    等と思いながら再チャレンジ。
    今度は飛んでいるところをしっかり見れるように皆はジャンプ台の下へ。
    そして再ジャンプ。
    今度は写真を撮るから飛ぶ前にタイミングを教えて欲しいと・・・
    皆の待つジャンプ台の下からは角度的にアプローチが全く見えないのだ。
    また飛べってことか?
    「これで最後」と思い、半ばヤケクソで決死の大ジャンプ!
    はっきり言ってそれまでの倍以上飛んだ。
    踏み切った直後その高さ、飛距離に後悔したほどだ。
    着地後半ばヤケクソで転倒!
    「どうだ、これで文句無いだろう!もう飛ばないぞ!!」
    と言うと皆はふざけたことをぬかしやがった。
    確かに今回の大ジャンプは驚いてくれたが、実はそれまでの全てのジャンプ
    実はちゃんと見ていたと言うのだ。
    騙された・・・

    他のメンバーがもう疲れたと昼過ぎに宿に引き上げたが私はまだ滑り
    足りなかったので一人ゲレンデに残って前日手も足も出ず玉砕した
    ”モーグルバーン”へ。
    二日目で少し感覚を取り戻したことと、前日凍っていたバーンも今日は溶けて
    柔らかいベタ雪となっていたためブレーキが掛かり前日のような恐怖感を
    感じることは殆ど無くなっていたので意外と滑れるようになっていた。
    が、体力の衰えは顕著で一本滑っただけで既に膝と太股は限界を感じてしまって
    いた。
    が、一本他のもう少し楽なところを滑れば足も回復するだろうとたかを括って
    そのように行動、再チャレンジしたが、コースの三分の一も滑った頃に膝が
    完全に音を上げた。
    これ以上滑って怪我をするのも馬鹿馬鹿しいのでこの日はこれで切り上げる
    ことにした。
    宿に戻ると先に上がったメンバーは爆睡していた。
    当然私もその仲間に・・・
    深夜目が覚めた我々はMS提案のあるトランプゲームで時間を潰す。

    深夜から翌朝にかけて外は何と雨!
    あまりに悪いコンディションに三日目のスキーはキャンセル。
    帰途についた。
    やや滑り足りない感も無きにしもあらずだが、本当に楽しい三日間だった。
    スポンサーのだいごろー氏には大感謝!

  • 3月15日

    今回はドンキホーテのことを書こうと想っていた。
    環八沿い、八幡山にある大型ディスカウントショップ。
    何とtotoまで売っているという…
    本当に安くて色んな物が売っていて、見ているだけでも楽しいお店だ。
    が、が、が!
    もっとビッグなイベントが起こってしまったのでそっちのネタを書こうっと。

    私は昨年末からとある有名漫画家の事務所でスタッフとして働いている。
    決して給料が良いわけでは無いが、仕事が楽で何より暫く(少なくとも
    2002年までは)失業の心配をしなくてもいいというのが最高だ。
    空いた時間を生かすためにノートパソコンを手に入れ、カスタマイズもほぼ出来
    あとはこのパソコンを使って心おきなく自分の作品作りに没頭しようと体制が
    整ったところである。

    しかし、丁度そんなタイミングで雇い主から「仕事の話がある」と呼び出しを。
    嫌な予感がした。
    そしてそんな予感に限って的中したりするのだ。
    ぶっちゃけた話が”リストラ”である。
    しばしの安定は脆くも崩れ去ってしまった。
    だが失業の心配はそれほどはしていないのだ。
    何故なら業界はいつでも人手不足で探せばどっかに仕事はあるだろうから。
    しかし問題は”すぐ”に見つかるかである。
    まあ見つかったとしても今回のような楽な仕事はもう無いんだろうなぁ…

  • 3月7日

    さて、先週の続きである。
    98ノートがタダで手に入ったところからですね。
    手に入ったのはいいのだが、フロッピードライブ等外部とデータのやり取りを
    する手段が無いので中にプレインストールされているソフトしか使えない
    状況である。
    これでは当初の目的を果たすことは全く出来ない。
    そこで手元にあったPCカードをイロイロと差してみたがドライバが
    インストールされていないので当然動かない。
    中にはOS標準で対応している物も在ればいいかなと希望的観測を抱いて
    いたがそう甘くはなかった。

    そこで目に付いたのはザウルスである。
    これに私はメモリーカードを差している。
    これを使えばリブレットとデータのやり取りが出来る!と。
    が、この目論見もあっという間に不可能であることが分かる。
    ノートパソコンで使っているカードの規格はPCMCIA、ザウルスで使って
    いるのはコンパクトフラッシュ、規格が違うのだ。

    メーカーからダウンロードしてきたドライバソフトを調べているうちに
    あることが閃いた。
    PHSデータカードのドライバはiniファイルだけだ。
    これは単なるテキストファイルなので私でも手書きをすることが出来る。
    頑張って打ち込んでみよう!
    数時間掛かって打ち込んださ。
    何度も見直して何とかインストールすることが出来た。
    …のだが、やはり何処かでタイプミスがあったようで「ちゃんと」は
    動かない。
    はっきり言って使い物にならない。
    既に何だかんだとこの98ノートに二日近く掛けていた私はいい加減疲れて
    根切れしていた。
    そして決心した「安いPCカードを買おう」と。

    その夜、yahooオークションをチェックした。
    ターゲットは当然「フラッシュメモリーカード」しかも小容量で安価な物。
    ドライバのやり取りさえ出来ればいいので大きな容量は必要ないからだ。
    しかし、これが以外と見つからないのだ。

    フラッシュメモリー自体が少ない。さらにやっと見付けたと思っても
    大容量の物ばかりで、それらは当然高価である。
    結局オークションで中古購入することは諦めて秋葉原で探すことにした。

    平日の夕方行った秋葉原はさすがに閉まっている店もちらほらとある。
    ターゲットはターゲットは当然小容量のフラッシュメモリーカード、
    あるいはコンパクトフラッシュをPCMCIAのソケットに差すアダプタ。
    最初に入った店ではアダプタだけを見付け、その値段を基準としてチェック。
    幾つかの知っている店を回ったがアダプタは見つかったがフラッシュメモリは
    殆ど見つからない。
    あったとしても大容量で高価な物。あるいはカード型のHDDだったり…
    安価でなければ意味は無いのだ。

    どうやらPCMCIAのフラッシュメモリーカードというのは既に時代遅れの
    物のようだ。
    しかし見付けたアダプタも結局最初に入った店が一番安いという…

    いい加減時間も経ったので諦めて最初に入った店に行く。
    が、が、が!
    もたもたし過ぎていたため最初の店は既に営業時間を過ぎていた。
    周りに見掛ける店も次々と商品を片付けシャッターを閉じていく。
    私は焦り唯一空いていたツクモ電気に飛び込んだ。
    そしてそこでアダプタを購入した。
    回った店の中では最も高い値段で… 850円也

    購入したメモリーカードアダプタ&コンパクトフラッシュを使うと
    拍子抜けするほど簡単に作業は進んだ。
    リブレットから幾つかのPCカードドライバを移し、LANアダプタを
    動作させ、デスクトップと繋ぐ。
    あとは自分の好みの環境にカスタマイズするだけである。
    目玉ソフトのインスピレーション、WZエディタ、Becky(メールソフト)
    FTPソフト、ランチャー、ついでにMP3プレーヤー。
    トドメはyahooオークションで購入したメモリを足してバッチリである。
    さすがに最新のマシンと比べるとやや動作がもたつく感じだがストレスを
    感じるほどではなく充分に使える範囲である。
    あとはこのマシンを生かすだけだ!

    しかしLANって便利だなぁ(まともに使ったのは初めて)

  • 3月2日

    「インスピレーション」というパソコンソフトを買った。
    時同じくして旧型のノートパソコンもとあるつてから入手した。
    私としてはある意味セットで考えていた物なので非常に助かった
    …といけば良かったのだがそう簡単には行かなかった。

    まずこのインスピレーションと言うソフトだが、少し前に
    パソコン雑誌の記事で見掛けた物で、曰くアイデアプロセッサーと
    言うヤツらしい。
    こんなこと言っても何のコトだか分からないと思うが、思いついた
    ことを次々と書いていき、それぞれの関連性とかを視覚的に表現できる
    というものだ。
    具体的には雑誌などにあるyes、no形式の性格判断とか
    キャラクター相関図といった物を直感的にバラバラと書いたりまとめたり
    するソフトである。
    その記事を読んだとき「これは俺みたいな商売の人間にはぴったり
    なんじゃないか!」と思い、また、出先でもこれを使いたいと思ったので
    ノートパソコンの購入とセットで考えたのだ

    が、みなさんもご存じの通りノートパソコンは高価である。
    私はリブレットという小さいノートパソコンを持っているがこれはメール
    チェック等には非常に重宝するのだが小さすぎてキーが打ちにくい。
    私はこのソフトで思いついたことをぱっぱと打ち込んでいきたいので
    これでは使えない。
    さらに色んな書き込んだ物を同時に見ながらまとめたりする必要があるので
    画面にある程度の広さを求めるのだ。
    それらを満たすには現在の経済状況ではきつい。と諦めかけていたが
    秋葉原の大型パソコンショップ(マイナーな商品なので扱っている店が
    少ないのだ)で商品のパッケージに書いてある説明文に光明を見いだした。
    そのソフトは動作に要求するスペックが低いのだ!
    これなら格安の中古パソコンを手に入れて何とかなるかも知れない!
    と、まずはソフトを買ってあとはネットオークションでもチェックして
    ノートパソコンを入手しようと思っていた。

    が、思わぬ所から助け船が。
    何とさるお方が「ウチに使っていない98ノートがあるよ」と言うのだ。
    そ、それは…!
    俺の目の前がぱーっと開けたような気がした!
    これで全てが思い通り(以上)にいくと!
    しかし、これが苦労の始まりとはこの時点では知る由もなかったのだ。

  • 2月9日

    渡辺道明、米原秀幸という二人の漫画家と久しぶりに酒を飲んだ。
    どちらももう十年来の親友だ。
    丁度最近渡辺道明が約十年続けた連載マンガ「ハーメルンのバイオリン弾き」
    を無事終了させたので、それをネタに集まろうってことになった。
    ってかした(笑)
    十年私が怠けて遊んでいる間に随分と差が付いたものだ。

    わかりやすく言うと私は安アパート、彼等は一軒家を建てたってね。

    お陰で久しく眠っていた闘争心に灯が点いたよ。
    彼等は熱い人間だから話していて楽しいんだ。
    歳が同じ(生まれ月の関係で私が学年は一つ上)せいもあってか感覚は似ている
    それだけでなくプロ意識と言う物の考え方もね。

    勿論趣味はそれぞれ違う。
    面白いコトに「ハーメルンのバイオリン弾き」というマンガはいわゆる
    ファンタジーマンガ(ギャグ)なのだがその作者は「今ファンタジーと言えば」
    って感じのRPGを全くやったことは無いというのだ!
    反対に今でこそ週間少年チャンピオンで「フルアヘッド・ココ」という
    海賊ファンタジーマンガを連載しているがそれまでは不良喧嘩マンガを描き
    続けていた米原秀幸は自らを「糞ゲーハンター」と名乗る程のゲーム好きである。
    私も勿論ゲームは大好きである!
    下手くそだけどね。

    確かに三人が三人とも遊ぶのは大好きだし、まんがも大好きだ。
    でもちょっとだけ、いやかなり俺は遊びのウェイトが大きかったせいで差が
    ついてしまったようだ。
    ちょっとだけ感じている引け目にもいい加減飽きてきたし…
    さて、そろそろ真面目に働くか!

  • 1月23日

    少し前に伝言板にも書いたのだがマウスの調子が悪い。
    一番よく使う左クリックのボタンがちゃんと動いてくれないのだ。
    確かこのマウスは買ったときに付いていた3年保証があったと思ったので
    引き出しを探してみるが見あたらない。

    どうやら誤って捨ててしまったらしい。
    買った当時は4千円近く(私が買った歴代マウスの中で最高値)もしたのに…
    まだ買って半年ぐらいしか経っていないのに…

    購入した店に行って「半年前にここで買ったマウスが壊れたんだけど
    保証書もレシートも紛失ちゃったんだけど修理とかしてもらえませんよね?」
    と聞いたら「その商品に保証書は付いていません」と嘘をつきやがった。
    まあ、嘘って言うより憶えていないだけなんだろうけどね。
    俺も現物の保証書を紛失してしまっているので駄目もとで聞いてみた
    だけだから強いことは言えないのですごすごと引き下がり、
    近くの別の店で新しいマウスを買った。
    1980円也。
    余計な出費をしてしまったなぁ。
    皆さん、保証書はちゃんと取っておきましょう。
    出来れば領収書(レシート)と一緒に。
    当然と言えば当然な教訓を身を以て学んだうえのでした。

  • 1月23日

    やばい!今私は”柳沢敦”称号を得ようとしている。
    こんな事を言っても何のコトだかは全然分からないだろう。
    先の散文のネタもそうであるように私は今、フットサルにはまっている。
    そしてラッキーなことに現在参加しているフットサルの主催者は
    現在私が働いている事務所のボスなのである。
    したがってフットサルが仕事と重なって参加できないという悲しい事態に
    陥る可能性が非常に低いのだ。
    それが証拠に今回のフットサルも丁度仕事の最中に中断して参加したのだ。

    今回初参加の”だいごろー”氏と待ち合わせのコンビニに行くと
    彼は既に到着していてやる気に満ちた目を見せ「久しぶり〜♪」と。
    いつものようにドリンクを買っていざ戦場へ。
    ゲームの前に軽くボールを蹴り身体を慣らす。
    だいごろーさんもさすが静岡出身、なかなか上手くボールを蹴る。

    そしてゲームは始まった。
    よく寝たせいか体調が今までになくいい。
    身体が良く動き走り回れる。まあこれもいつまで保つかは疑問なのだが…
    とはいえ、十ウン年前のように細かいステップや急激なターンといった
    いわゆる”切れのある動き”は全くと言っていい程出来ない!
    昔からキック力のない私にとって唯一と言っていい武器だったのに…
    まあ、それでも楽しめるからいいか。
    組分けをして私のチームで最も上手なS君の作戦によって私はFWを担当
    することになった。
    はっきり言って今回の私は体調が良かった。
    実際に運動量だけだったら参加者の中でもトップクラスだっただろう。
    その運動量とポジションの優位さを生かして私は数多くのチャンスに絡んだ。
    シュートは恐らく参加者の誰よりも放っただろう。
    が、が、が!
    入らないのだ。
    まるで何かに魅入られたかのようにシュートはキーパーの正面へ、
    あるいは枠の外へ…
    打った瞬間に「よし!」と思ったシュートはキーパーのファインプレーを
    演出する物にしかならない。
    何度決定機を逸して土下座をして謝ったことだろうか…

    前出のだいごろーさんは新調したシューズがちょっと足に合わなかった
    ことと、長年の漫画家生活における運動不足がたたったのか。
    試合前に見せた気合いと見事なキックとはうらはらにゲームが始まると
    結構早い時間にばててしまっていた。
    まあ私もそうだったけど、初めて参加したときはペース配分が分からず
    張り切っていきなり動き回ってすぐにばててしまうものなのだ。
    ここの伝言板でもリベンジを誓っているので期待しましょう。

    ゲームが終わり、事務所でシャワーを浴びていて私は考えていた。
    「シュートまでの動きは悪くないのに…」何処かでこんな台詞を友達と
    話していたような気がする…
    は、と気が付いた、我が愛する鹿島アントラーズのエース”柳沢敦”のことを
    話すときにいつも言っていた台詞だった!
    彼もここ最近はシュ−トまでの動きは素晴らしいのだが、その割に点は
    取っていない。
    そのことを事務所の仲間に話したらものの見事に納得してくれて
    「次にシュート外したら柳沢」って呼ぼうと言われてしまった。
    アントラーズファンの私としては嬉しいんだか悲しいんだか、悲しいよ!
    だいごろーさんと同じく次回は私もリベンジするぞ!

    ヤナギ、21世紀は一緒に決定力のあるストライカーになろう!!

  • 1月7日

    私は今日という日を楽しみにしていた。
    そう、今日の予定を知った昨年の末から。
    今日は今世紀に入って初めてのフットサルをやる日なのです!
    この日をどれだけ楽しみにしていただろうか。
    昨年の12月の頭に4時間というマラソンフットサルをやって身体が
    ボロボロになってその傷も癒えた頃からもうボールが恋しくて恋しくて…

    が、が、が!昨夜友人の話によると今夜は何と雪だというではないか。
    よりによってこんな日にそれは無いだろうと思いつつも一縷の望みは
    捨てていない。「所詮は予想じゃないか」
    確かに説得力のある寒さは感じるが…

    昼に起きてテレビで高校サッカーの準決勝を観る。
    これだけ走れたら、これだけ上手にボールが扱えたら楽しいだろうな。
    なんて今日ばかりは見る目が違う。
    結果は予想通り長崎の国見と滋賀の草津東が決勝に勝ち残った。
    国見以外の強豪が次々と取りこぼして敗れ去ってしまったので勝負という
    点ではちょっと面白味に欠ける展開となってしまった今年の高校サッカー
    である。
    まあ、それはいいとしてフットサルは夜七時半からなのでまだちょっと
    時間がある。
    ちょっと寝不足気味なので仮眠を取ろうかと思ったが絵を描き始めたら
    止まらなくなってしまい、結局そのまま出掛けることに。

    ヒーターで暖まった部屋から外に出るとさすがに寒さが身にしみる。
    もう暗いので雲の様子は分からないが確かに雪の降りそうな独特の空気を
    感じる。
    いや、ちょっと雪だか雨だか分からないがパラパラと来たような気がしたが
    気のせいだろう。
    傘を忘れていることに気付いたが今から取りに戻ったら完全に遅刻して
    しまうので降らないことを神様に祈って行くことにした。

    「マジかよ」
    フットサルのコートのある牛田駅に降りて出た第一声である。
    そう、今夜から雪が降るという天気予報は大当たり!
    パラパラなんてもんじゃなく、傘が必要な勢いで雪は降っていたのだ。
    フットサルコートのロビーに行くとチームの面々は皆一様に苦笑い
    している。「降っちゃいましたねぇ…」
    そんな雪の中やったさ!
    久しぶりに蹴ったボールは重いわ滑るわ全然思うようにいかない。
    やっと少し馴れてきたかなと思ったら今度は眼鏡に雪が張り付いて視界が
    全く効かなくなってしまった。
    そんな中、自分でも惚れ惚れするようなスルーパスを通すことが出来たのが
    唯一の救いと言えた。
    何点かゴールも決めたしね。
    結局雪があまりに酷くなってしまったので二時間の予定を半分で
    切り上げてしまった。
    まあ、妥当な判断ではあるがちょっと物足りない気持ちが残ったのもまた
    たしかである。
    この気持ちは家に帰ってゲームで解消しようかな?
    折角買ったことだしね。


  • 1月6日

    やっちまったよ。
    ここ暫く控えていた…って言うか金が無くて出来なかったってだけなんだけど
    いや、金が無いのは相変わらずと言うか、今まで以上なんだけどね。
    まあ、それは良いとして…

    コトの始まりは近所の西友に食料の買い出しに出掛けた事から始まった。
    「さすが正月明けは野菜が高いなぁ」等と思いながら無事買い物を済ませた。
    近くのバッタ屋に軍手とガムテープを買いに寄るとそれはあった。
    店の片隅にひっそりと置かれていたドリームキャスト…
    何の気無しに値段を見ると14,800円、中古としてはやや安いか妥な
    値段ってところかな?
    が、箱の上に載っていたおまけのソフトがまずかった。
    「バーチャストライカー2」スーパーゲーマーMSが言うところの
    「最強のサッカーゲーム」確かに以前やった時その出来の良さは実感している。
    欲しい、欲しいぞ!
    プレステさえ持っていない私が実は今、一番欲しいゲーム機がこの
    ドリームキャストだったのだ。
    その理由は数こそ少ないものの私にとって最も魅力的なソフトがあるのがこの
    ドリームキャストであるからだ。
    しかし、この時点でまだ買う気にはなっていなかった。
    隣に並んでいたプレイステーションは9,800円の値段を付け、それもまた
    魅力的な光を放っていたから…
    それに中古というのも購入を控える理由になっていた。
    こういった物は前のユーザーがどんな使い方をしていたのか、消耗度というのが
    よく分からないからである。
    で、店員にその辺りをちょっと聞いてみた。
    その答えは「未使用の新品同様ですよ。保証も半年残ってます。」「買った!」
    隣に並んでいた別売りのコントローラーも付いていたのは嬉しい誤算だった
    代金を払い、軽くなった財布を確認したときちょっとだけ後悔をした。
    食料の詰まった西友の袋とドリキャスの入った袋を下げての帰り道すーっと
    私は自問していた「本当にこれで良かったのか?」

    家に着いて箱を開け、中身を出したとき思った「やられた!」
    本体に軽くではあるが傷が付いていたのだ。
    本当に未使用なのかという疑問は大いに感じたが保証書はまだ残り6ヶ月の
    保証期間を記していたし、何よりこの機会を逃したらもう二度と買う機会は
    無いだろうとの思いから返品は思いとどまった。
    すぐにおまけで付いてきた「バーチャストライカー」をやってみた。
    難しい…確かにゲームとしての出来は素晴らしいのだが元々ゲームの下手な
    私には難しすぎる!
    しかしここで挫けてはサッカーフリークの面目が立たん!
    と、暫く遊んでいました。
    このゲームの良いところはゲームが下手な私はすぐに手が痛くなってしまい
    長時間続けられないというところです。
    つまりドラクエのように果てしなく時間を吸い取られることが無いのです。

    少し前、友人の伝言板でみんなから「あまり深く考えず衝動買いをするヤツ」
    と言われ「確かに衝動買いはするが、それほどでも無い」と思っていたのだが
    どうやら彼らの言うことの方が正しかったようです。

  • 1月5日

    ぼやぼやしていたらあっという間に新世紀も五日が過ぎていた。
    まったく油断も隙もあったもんじゃない。
    ここで一発新世紀の抱負とやらでもぶちかまそうかと思うのだが
    新世紀になったからと言って特別なことは何にも思い浮かばないんだよね。
    年越しもいつもの様に友達の家で焼き肉パーティーをして、うやむやの内に
    年が変わっていたし…
    その後、眠い目をこすりながら天皇杯の決勝戦をテレビ観戦と全く
    変わり映えしない正月…

    「無事これ名馬」とか「何もないのが一番」という考えには死んでも
    なりたくないという聞き分けのない子供のような精神構造をしているので
    とにかく今年も動き回ってみようと思う。
    そう、正月は私にとって束の間の静寂だったのだ。
    これからガンガン動き回ればいいんだ。
    そして今までにない特別な日々を過ごそう!
    手始めに絵の練習と小説を読もう。
    …っていままでと一緒な上にめっちゃ地味……


2000年の散文
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